leeuw14’s diary

思考は現実

膝痛と聞いてトレーナーはどんなことを考えているのか

まいど

トレーナーの山崎です

 

 

以前関わっていたフィットネススタッフから質問が来ていたので返信した内容を載せたいと思います。

クライアントの症例について質問を受けたりすることはあるのですが、実際にみたわけでもなく、また情報も不足していたりするので一概に言えないのが難し所ですが、

アドバイスとしては、自分んだったらこのようなところを意識してみるよ

ということが伝わっていれば幸いかなとおもいます。

 

相談内容は

先月シューズを変えてから膝周り外側・すねの外側部分に痛みと違和感があり
ましになったと思ったら、今度は内側に痛みがあるとおっしゃっているのですがトレーニングはした方がいいでしょうか

もちろん、急性期の痛みではないことを前提として

 

私だったらこんな感じで見るけどなーとアドバイスしました。


確認しなければいけないこととしては

・シューズはその人に合っているものなのか

 -運動に適しているのか

・足部のアライメントは正常か
 -内側の縦アーチはあるか(扁平足になっていないか)
 -足関節の柔軟性は十分か
 -開帳足になっていないか
 -荷重した時に踵・母趾球・小趾球の荷重は適切か

・荷重した際の動きは最適か
 -腓腹筋の筋肉量はあるか
 -足趾の屈曲伸展動作は自動運動でできるか
 -膝が屈曲した際につま先より中に入っていないか(ニーイントウアウト)
 -股関節の外旋筋群は機能しているか
 -股関節の屈曲動作は腸腰筋を動員できているか
 -大臀筋は機能的に使えているか

 

以上のことをあげました。

あまり多くなると、受け取る側も大変だと思ったのですが、

振り返って見ると、もっと見なきゃいけないことあるよなと

思います。

それだけ、いろんな情報を処理しているんだなと思う反面、簡単にアドバイスって難しいよなと思います。

 

トレーナーとしては伝えたことに責任を持たないといけないですし、受け取るスタッフ側の技量によっても伝わるパーセンテージは変わってくると思います。

 

もちろん絶対的な解などなくて、現状の最適解が存在するものを伝えようとするので難しくても当たり前かと思いますし、それが面白味でもあると思います。

 

解答のないものを上手に伝えられるトレーナーはそんなに多くないと思いますので、目線をあげて伝える意識したいと思います。

 

 

 

 

teacherとcoacher

まいど

トレーナーの山崎です

 

また、ブログ期間が空いてしまいました。

先月同様出張で自宅を離れているのですが、

環境が変わるとルーティンが飛んでしまっているので、変えてはいけない所だと反省中です。

 

今回はティーチャーとコーチャーの違いについて

現場に出たばかりの新人トレーナーに指導することが多いのですが、

自分の置かれている立場や、現場でどのように振る舞わないといけないかについて分かっていないトレーナーが多くいるように感じます。

 

言葉にするとわかるのですが、

クライアントに運動を”教えている”のと”指導している”のとは全く別物です。

しかし、フィットネスで働いて間もないスタッフはマシンの使い方を教えただけで、”指導”してきました。と言います。

 

そもそも”指導する=coach”とは目的などに導く意味があると思います。

何か運動を”教え”たりすることは一方的なやり取りであり”coaching=指導する”というより、”teaching=教えること”に近いと思います。

なので、指導することと教えることがごちゃ混ぜになっており、

自分は何を提供しているのかがわからなくなっています。

 

”教えること”というのは今後、ネットを始め情報が手に入り安くなってきた分、価値を生み出すことは難しくなるんじゃないでしょうか。

しかし、”指導する”というのはサービスを受ける側やクライアントの目的や目標に対して達成するという責任を負うので提供する価値は高いんじゃないでしょうか。

なのでトレーナーに関しては”teacher"よりも”coacher"であるべきだと思います。

 

 

普段何気なく使っている言葉ですが、言葉の重みを理解しないと少しの違いで価値が変わってしまう恐ろしいことだなと感じます。

 

 

 

 

トレーナー業界の風をよむ

まいど

トレーナーの山崎です

 

 

最近のトレーニング業界のトレンドはテクニカルな内容からビジネス的な要素が割青を占めてきているように感じます。

 

と言っても、肌感というよりはSNSなどの情報が多いのですが、

最近では、世間にコンディショニングという言葉に馴染みが出てきたのか、

大手レンタルビデオ屋さんがコンディショニングスタジオを併設したなど

他業種からの参入が目立ち出しました。

 

いつも参考にさせていただいているトレーナー兼経営者の方のブログにも

トレーナー業界での二極化が進むんじゃないかと警笛を鳴らされていました。

それはトレーナー業界は知識や技術がそのままの稼ぎにつながる世界ではなくなりつつあることを示唆しています。

 

簡単にいうと、

スキルや技術はそこそこでもビジネススキルのあるトレーナーは稼げるというものです。

実際にうちの会社はそこを地で行く会社です。

正直、スキルや知識がめちゃめちゃ高いわけではないと思います。

しかし、新人でも数字を残せているのは、半分以上はビジネススキルだと思います。(研修ではそのあたりを叩き込むので)

 

もちろん知識や技術をないがしろにしているわけではなく、そこは日々精進していかないといけないところです。

しかし、ネットを使えば情報はいくらでも転がっています。

つまり、知識やスキルに関しては業界の入り口付近では差が出にくくなってきています。

また、トレーナーを名乗れば、なれてしまいます。 

この点は消費者側も気をつけなければならないですね。

 

 

アスリートや身体を資本にしている人たちにはそれなりのトレーナーレベルが要求されると思いますが、

一般フィットネスになるとそこまで高いものは要求されないので、比較的ハードルが低くなるんだと思います。

もちろんやってるトレーナーはアスリートであろうが一般フィットネスであろうが真剣にクライアントと向き合っています。

 

しかし、そのハードル=収入にならないということは今後よく理解しておかないといけないと思います。

 

以前は 

トレーナースキル×コミュニケーション能力

(今もですが、コネで仕事が決まってました)

が今後

トレーナースキル×ビジネス力(必須)

が当たり前になってくるように思います。

 

トレーナーの品格

まいど

トレーナーの山﨑です

 

 

今日は、

活動している環境は違いますが、トレーナーとして活動している同い年の治療家やトレーナーと食事をする機会がありました。

 

正直、同業者の人との交流は多くないのですが、

たまの、こう行った機会は色々と人間的に気付く部分が多々あります。

やはり飲み会の席などは品格が出るように感じます。

 

トレーナーとしての洞察力が働くのか、

相手の気遣いや仕草などが、トレーナーとしての品格を作って行くようでならないのです。

 

逆に、自分はどうなのかと自問自答するわけです。

これは、トレーナーに限った話ではないかもしれません。

 

しかし、指導者と言う立場であるトレーナーは求められる水準は高いものではないといけないと思います。

 

こういった機会は、自分を改める機会になるので、大事にしたいと思います。

また、社会人になると、同世代と言う繋がりも繋がるのが難しくなってくるので大切にしたいと思おます。

 

 

後述:

ネットニュースで本田圭佑選手が語っていましたが、自分の主張ができる、自分の哲学を語ることができる重要性を説いていました。

非常に納得できる部分です。

「私はこう思う」と言う主張をするためには、考えのもとになる土台が必要です。

その土台形成のためには、育った環境や知ったこと経験や勉強などが大事になります。

この土台が薄っぺらいと主張も薄くなります。

必ずしも質を求めるわけではないのですが、

主張すること(哲学に繋がるように)を意識して

吸収することは日々考えることとして重要だと感じました。

 

 

 

プロテインはうまく活用するのがベスト

まいど

トレーナーの山崎です。

 

本日はプロテインについて書いてみたいと思います。

プロテインは最近でこそ頻繁に言われるようになりましたが、

ちょっと前はがっちりトレーニングしている人が飲むもののように言われており

フィットネス初心者の人からは敬遠されていたように思います。

 

しかし、私は運動をし始めた人ほど飲むべきだと思うのです。

 

そもそもプロテインはタンパク質のことです。

タンパク質は人間の身体づくりには欠かせない栄養素です。

筋肉をはじめ、髪の毛、爪、肌など身体のありとあらゆる部分に使われます。

 

1日に必要なタンパク質の量は体重1kgあたり1〜2gと言われています。

例えば体重60kgの人であれば1日60g程度摂取したいです。

また、1日の活動量が多い人やスポーツを行う人は、

運動などで傷ついた組織の修復に多めに摂る必要があります。

しかし、摂りすぎると腎臓に負担がかかてしまうので、体重1kgあたり2gまでが限度でしょう。

 

摂取の方法ですが、

普段の食事で1日の摂取目安が補えていれば問題ないでしょう。

しかし、運動などで活動量が多い日などは補助的にプロテインを摂取してもいいでしょう。

 

メーカーにもよりますが、一食に含まれるプロテインのだいたいの量は20〜30g弱になります。

なので、吸収が良いとされている運動後や就寝前のタイミングで摂取するのがベストでしょう。

 

摂取する目的としては、身体づくりが主だとは思いますが、疲労回復にも非常にいいのです。

もちろんプロテインだけ取っていればいいものではないですが、

不足している栄養素を手軽に摂取できることは身体にとってベストではないでしょうか。

そういった意味でも、フィットネス初心者が疲労で動くことが億劫にならないためにも、適切にプロテインを摂ることをお勧めします。

 

プロテインもいろいろありますが、まずは国内のメーカーがいいでしょう。

やはり日本人の口に合うようにできているので、非常に飲みやすいです。

 

DNS プロテインホエイ100 チョコレート風味 1000g

DNS プロテインホエイ100 チョコレート風味 1000g

 

 

初心者の方がプロテインデビューするのはこの辺りがいいと思います。

私も何度か使用しており、特徴としては飲みやすいところではないでしょうか。

味も最近はかなりバリエーションが増えたので、好みの味を探すのもいいと思います。

 

 

プロテインを飲むことに対しては、

色々な意見があると思いますが、依存しすぎず、かつうまく使っていくことができると良いのではないでしょうか。

やはり、栄養の基本は普段のバランスのいい食事です。

 

エクササイズは形から入ってはいけないし、トレーナーはもっと意識しないといけない

 まいど

トレーナーの山崎です

 

最近、あまりトレーナーっぽい記事を書いていないので、身体に関することを描きたいと思います。

 

色々なところで記事にされているものが多いと思いますが、自分お言葉にして書いていくことは必要ですよね

 

今回は大腰筋に関して書きたいと思います。

大腰筋は腰椎から大腿骨の小点子についている筋肉で、牛で言うヒレ肉なります。

拮抗筋は腹筋群や大臀筋梨状筋辺りになるでしょうか。

 

体の深層であり意識しずらい筋肉、

しかし、この筋肉は身体の中心にありコアの筋肉として働きます。

しっかり使えることは、運動表現に影響してきます。

 

大腰筋の働きとしては主に

・股関節の屈曲

・腰椎の伸展

 

中には腰椎の屈曲に働くと書かれているものもありますが、

これは骨盤のポジションなどによって働き方を変えるのではないでしょうか。

多関節筋であるため、一概に定義するのは難しいと思います。

 

特に注目したい働きとしては、

屈曲動作時に外旋作用がある所じゃないでしょうか。

大腰筋停止部(腸骨筋と途中で合流しています)は大腿骨の内側についているので、収縮すると外旋トルクがかかるようになっています。

なので、股関節屈曲を行うと大腿骨は軽度外転または外旋方向にも動くと考えられます。

 

このことを頭に置いておけば、

股関節屈曲動作の動きを習得する際に、大腰筋を意識するために外旋を意識して行うと刺激が入りやすいのではないでしょうか。

 

例えば、四つ這いでの股関節屈曲動作促すロッキングと言うエクササイズだと、脛を平行にするよりも少し逆ハの字にすることにより、大腰筋に刺激が入りやすくなります。

 

このように工夫することで、大腰筋に刺激が入りやすくなるので、筋の特性を考えてエクササイズを処方するということは基本的な解剖学を理解することが非常に大事になります。

 

エクササイズの型にはめるのではなく狙った動きに最適なエクササイズを処方できるようキューイングを行うことがトレーナーには大事だと思います。

 

英語から逃げれない日が来る

まいど

トレーナーの山崎です

 

今後、東京オリンピックを控えた日本において、英語が重要になってくるのは言うまでもない気がします。

そんな私は喋れるかと言うと、お世辞にも喋れるとはいえません。

 

英語は嫌いではないのですが、教科書の暗記的な英語が苦手でしたので、どことなく敬遠していました。

 

しかし、最近の世の中を見ていると、

今後若い人たちはPCがさわれて当たり前くらいに英語を扱えて当たり前と言う時代が来ると思います。

そうなると、今後人口が減っていく日本ではどんどん外国人労働者が増えてくるのではるのではないでしょうか?

そうならないために国会では色々策を練っているのでしょうが、どうなるかは分かりません。

 

しかし、英語でコミニケーションを取れないと今後仕事は狭くなっていくと言うことは言えそうです。

 

昨日、トレーナーの方でオーストラリアにワーキングホリデーにいかれた方のお話を聞かせていただきました。

スピーカーの方は英語がそこまで上達しなかったとおっしゃってましたが、海外で1年間英語を学習する機会があると言うのはかなり今後の人生においてはプラスになるんじゃないかと思います。

習うより慣れろで英語漬けの毎日を送れば生きるために覚えるんじゃないでしょうか。

 

何しろ英語が喋れないことに危機感を覚えたほうが良さそうです。