leeuw14’s diary

思考は現実

トレーナーとしての安全管理 その2

【衝撃事件の核心】「痛い、痛い!」至福のはずの整体が〝バカ力〟で地獄に…腰骨骨折の女性が怒りの提訴

http:// http://a.msn.com/01/ja-jp/BBAXqOc?ocid=se

 

今日はこんな記事を見つけたので、感想を

最近、代替医療としてのマッサージやリラクゼーションが流行っている。

保険制度が破堤寸前で、接骨院整骨院では保険適応が厳しくなっている。

そんな流れを受けて、マッサージやリラクゼーションなどの医業類似行為のできるサロンがそこら中に乱立してる。

これだけ店舗があるので、それなりに需要があるのだろう

かくいうトレーナーも医業類似行為に当たる場合がある。

一般の人ではフィットネスクラブに通わないとなかなか縁がないのかもしれないが、フィットネスクラブ会員の3〜8%くらいは需要があるのではないだろうか。

 

もちろん中にはマッサージと、トレーナーが行うパーソナルトレーニングがどのようなものか全く違いがわからない人もいるだろう

 

この記事に書かれている女性がどのような意図を持ってマッサージ店に行ったかはわからないが、マッサージ店はあくまでもリラクゼーションするところである。

心に変化はでても体に大きな変化が出てはいけない場所ではないだろうか。

確かに施術の上手い方はいらっしゃって、見てもらえれば症状が改善される場合もあるだろうが、技術を保証するものがないので、目的を間違うと、最悪えらいことになってしまうのではないだろうか。

 

とはいえ、このようなお店側も事故防止としてスタッフの技術力の把握は怠ってはいけないし、日々スキルアップに努めなければならないと思う。

 

これはトレーナーも同じ。

現状、日本フィットネスではグレーなゾーンが多すぎる。

(といっても日本でもまともにアスレティックトレーナーの教育を受けていればこのような問題は起きない気もするが、、、)

アメリカのようなATCアスレティックトレーナー)であれば医療従事者として扱われ、自分の業務範囲外のことには他の人に任せてしまうと行った分業またはチーム医療体制をとっている。

さすが訴訟社会

 

日本も予防医学を押し出していくのであれば医療に従事できる立場のトレーナを増やさないといけないし、マッサージやセラピストへは業務に携わる際の最低限のガイドラインを示さないと、ここに向かうお客さんも教育されないし、それがまかり通ってしまう質の低いものになってしまうのではないだろうか。

 

自分としてはHOPS・SOAPをしっかり行い、安全管理には十分注意を払いたいと思う