何を学ぶか、よりも誰に学ぶか
まいど
トレーナーの山崎です
何か新しいことや、自分の気になったものを調べるときは、インターネットでなんでも調べれる時代になりました。
知りたい情報に、ダイレクトにつながる分、情報が溢れ返っているインターネットでは信憑性も考慮しなければならなくなりました。
最近は、テレビでも情報の掘り下げが甘く間違った情報を流してしまうと言ったことがあるようです。
最近は、情報を仕入れる際に、”誰が書いているのか”を気にするようにしています。
情報は、人が発信している以上、その人の思想が含まれます。
論文に関してはここが極力削ぎ落とされていると思うのですが、
自分の知識を増やすための情報収集と、自分の知恵、考える力や思考力を向上させるための情報収集に関しては情報の取り込み方が違うと思います。
その人の考え方が色濃く出ている記事や情報などは、その人のバックボーンやその人物像を考慮して取り込まないといけないですよね。
特に自分の関わっている健康をはじめとするスポーツ科学分野に関しては、新しい知見が次々に出てきます。
なので、現時点では信じられているものが、10年後には全く間違っていたみたいなこともありますし、
時には、浅い解釈で物事を発信し、間違った知識が広まってしまうことも多々あります。
体幹トレーニングなんかも、形が先に走り出してしまって、根本的な考え方などの部分が伝わっておらず、
体幹を鍛える=腹筋を中心に体を硬めるトレーニンング
みたいな解釈になっているのは残念です。
また、一般の人ならまだしも、指導者側でこのように解釈している人たちもいるのも事実です。
なので、情報を取り込む際には表面上だけでなく、発信者がどのような経緯でその情報を発信するに至ったか、またどのようなフィルターを通して情報が進化してきたかなど考慮しながら吸収しないといけないなと強く思うわけです。
なので、情報の価値を高めるためには”人”ありきだなと。
またそのような価値ある情報に出会うためにも3次元的に情報拾うことを意識しないといけないと感じました。