メンタルの弱さは心だけの問題?
まいど
トレーナーの山崎です。
トレーニング指導をしていると
どうしても一定のところから体の状態が上がってこない人がちらほら
メンタルが〜
で片付けれちゃうのですが
それをしてしまうのは3流のトレーナーですよね
ダイエットしてる人に「食べるなよ」と言って指導してる人と思考はあまり変わらないと思います。
見ていて思うのは
トレーニング中などに呼吸が乱れる人たちほど
パフォーマンスが向上してこないよなと
どういうことかというと
何かトレーニングを行ってもらうとき
例えばオーバーヘッドスクワットで沈んだ時など
「深く3つくらい呼吸しましょ〜」と指示しても
全然吸えなかったり、姿勢が崩れちゃったりする人
こういう人たちはパフォーマンスがなかなか上がってこないですよね。
呼吸と身体を分離できてないんですね。
心(メンタル)と身体は繋がっている(横隔膜を介して呼吸と)ので
身体が追い込まれている時(オーバヘッドスクワットのボトムポジションなど)に呼吸がうまくできないと心(メンタル面)にも影響を及ぼしちゃうんだなと
逆にこれがうまくできている人は心が身体に影響を受けることが少なくなるので
正しくトレーニングができる(呼吸も含め)=メンタルが強くなるになってくると思うんですよね
お坊さんの修行とかも、息を切らさずにお経読みながら体に負荷をかけていくから理にかなっているんだなと
自分なりに定義すると、メンタルはどんな状況でも呼吸をうまくコントロールし感情をコントロールする能力だと思います。
今流行りのメンタルトレーニングを否定する気はさらさらないですが、
身体という一つの物体から分離して考えることのメリット・デメリットを考えた上で話さないといけないと感じました。
体ありき!