SNSで流れてくる情報にいちいち流されてはいけない。
まいど
トレーナーの山崎です
私はトレーニングなどに関しての情報をキャッチするのに、興味のある情報が関連した出てきたりと便利なのでFacebookを使っているのですが、
個人が自由に発信できるだけあって、情報の信憑性や厚みは疑いを持ってかからないといけない部分があります。
今日、タイムラインに流れてきたのは
治療家さんによる、いわゆる
”アイシングは良くない”
というものでした。
アイシングとは
怪我をした際の応急処置として知られているRISE処置(今回は説明を省きます)の一つで、
患部を冷却し、炎症を抑えて二次損傷を防ぐためや、痛みを和らげるために行われるものと授業で習ったのを覚えています。
私が学生の頃から、この手のアイシングはいいのか悪いのか?みたいな議論はいたるところであり、選手などは板挟みになり困っていたのを覚えています。
そもそもなぜアイシングをするのかというのはもっと深いレベルで学ばないといけないのですが、
アメリカでATとして活動され、大学で教鞭も取られている方のブログで、かなりアイシングのメカニズムについて詳しく書かれていたのでこちらが参考になると思います。
アイシングは本当に悪なのか?Disinhibitory modalityとしてのCryotherapy : Innervate The World!
私はこの議論に対して、学生の当初からケースバイケースだろと思っていたのですが、
やはり、スポーツの現場でコンマ1秒を争ったり、少しでも早い復帰が望まれるアスリートに対してベストな判断を提供するためにはそれなりの材料(エビデンス)が必要になってくると思いました。
いわば自分の意見を出すために圧倒的な情報量を持ってして判断を下さないといけないなと改めて思いました。
今の環境よりも上のステージで活動するためには自分の目線をあげていくことは必須。
情報を鵜呑みにして、”良いor悪い”じゃなく、ベストな判断をできる能力をつけ、ふらっと来た情報に対しては自分の知識を疑い物事を判断していく必要があると思います。