体力の落ちる原因は些細なところに
まいど
トレーナーの山崎です
最近は戻り梅雨なのかジメジメする日が多いです。
梅雨生まれの私は嫌いじゃないのですが、体調を崩される方が多いように感じるのも気候のせいでしょうか
本日、初めてこられたクライアントさんは、御年81歳の男性
なんでも、フィットネスにはオープン時から通っているがプールとお風呂しか利用しておらず、ジムエリアは使ったことがないとおっさhられていました。
そんな方がなぜパーソナルトレーンングを受けようと思ったのかというと、ここ最近体力の衰えを感じるとのことで、ちょんとトレーニングをしなきゃと危機感を持ってらっしゃいました。素晴らしい。
また、ここ1ヶ月くらい声が出しにくくなったり耳が聞こえにくくなったりと、カスカスの声で訴えておられました。
年配になってくると、気持ちの沈みから負のスパイラルに陥っていくんじゃないかなと、つくづく思うのですが、
ここで自発的に運動しようと思はれるのは素晴らしいとしか言いようがないですね。
今回は色々話を聞いて、体力作りのためのプログラム作成のさわりを少しさせていただきました。
ベットで仰向けになっていただいて色々チェックしていたときでしたが、お客さんの顎が上がり口がぽっかりあいていました。
口が開いてしまうということは動物の基本である鼻呼吸がしにくくなってしまいます。
また舌も上顎につきにくくなり、舌の筋力低下につながります。
ここは想像ですが、咀嚼回数も少なくなっているかもしれません。
で、思いっきり口呼吸だったので口や顎周りのエクササイズを少ししました。
口を閉じること、顎を引くこと、舌の出し入れ、舌を上顎につける
やったこととしてはこれくらいなのですが、
終わった後に発声してもらうと、先ほどまでカスカスで喋りにくそうだったのですが、少し声に潤いが出た気がし、お客さん本人も楽に喋れるようになったとおっしゃっていました。
そんなに多くの時間は割いていないのですが、意外と効果があったことに自分自身も驚きました。
年配の方の体力が落ちる原因はほんの些細なことから始まるのではないかと改めて感じ、これをきっかけに元気になってもらえるといいなと思います。
しかし、頭周りのコンディショニングは面白いなと思いました。