感覚の入出力
まいど
トレーナー山崎です
感覚を理解するのは形のないものを理解することなので非常に難しいと感じます。
感覚は人それぞれ異なります。
しかしそれは自分の”中”の感覚でしかないので、他人とそっくりそのまま共有することはできません。
しかし、自分の”中”と”外”を理解することによって、感覚が言語化されたり他人とシェアしやすくなるのではないでしょうか。
有名な話だと、長嶋茂雄さんは擬音を使って運動を説明していたようですが、
「グッときて、バン」みたいな
自分の感覚を”外”に出した時の表現です。
この感覚が”わかる”人というのは自分の中に運動体験というのがある人で、感受性が豊かだと思います。
逆に”わからない”人は運動体験が乏しく”外”からの刺激の感受性が弱い人ではないでしょうか。
自分の中の世界と自分の外の世界を感じるのは運動学習をする上で必要です。
”わかる”というのは自分の”外”の世界から発見できる能力だったり、”外”の刺激を自分の”中”の感覚と共有できることではないでしょうか。
”わからない”というのは自分の”外”の刺激を感じ取る力に乏しい、または自分の”中”の世界だけで完結してしまって、”外”を意識できないということではないでしょうか。
自分でも書いていてなんのことかわからなくなってきたのですが、
運動を学習する時は”コツを掴む”ということが大事になってきます。
この”コツ”はなんなのか?というところにフォーカスして考えていくと、
運動指導する際のヒントになるんじゃないかと思い、
書いて見ましたが、
単純なことではないなと思いました。
理解するためには、哲学的な考えも必要だなと。
もっと勉強したいと思います。