トレーナー業界の風をよむ
まいど
トレーナーの山崎です
最近のトレーニング業界のトレンドはテクニカルな内容からビジネス的な要素が割青を占めてきているように感じます。
と言っても、肌感というよりはSNSなどの情報が多いのですが、
最近では、世間にコンディショニングという言葉に馴染みが出てきたのか、
大手レンタルビデオ屋さんがコンディショニングスタジオを併設したなど
他業種からの参入が目立ち出しました。
いつも参考にさせていただいているトレーナー兼経営者の方のブログにも
トレーナー業界での二極化が進むんじゃないかと警笛を鳴らされていました。
それはトレーナー業界は知識や技術がそのままの稼ぎにつながる世界ではなくなりつつあることを示唆しています。
簡単にいうと、
スキルや技術はそこそこでもビジネススキルのあるトレーナーは稼げるというものです。
実際にうちの会社はそこを地で行く会社です。
正直、スキルや知識がめちゃめちゃ高いわけではないと思います。
しかし、新人でも数字を残せているのは、半分以上はビジネススキルだと思います。(研修ではそのあたりを叩き込むので)
もちろん知識や技術をないがしろにしているわけではなく、そこは日々精進していかないといけないところです。
しかし、ネットを使えば情報はいくらでも転がっています。
つまり、知識やスキルに関しては業界の入り口付近では差が出にくくなってきています。
また、トレーナーを名乗れば、なれてしまいます。
この点は消費者側も気をつけなければならないですね。
アスリートや身体を資本にしている人たちにはそれなりのトレーナーレベルが要求されると思いますが、
一般フィットネスになるとそこまで高いものは要求されないので、比較的ハードルが低くなるんだと思います。
もちろんやってるトレーナーはアスリートであろうが一般フィットネスであろうが真剣にクライアントと向き合っています。
しかし、そのハードル=収入にならないということは今後よく理解しておかないといけないと思います。
以前は
トレーナースキル×コミュニケーション能力
(今もですが、コネで仕事が決まってました)
が今後
トレーナースキル×ビジネス力(必須)
が当たり前になってくるように思います。