teacherとcoacher
まいど
トレーナーの山崎です
また、ブログ期間が空いてしまいました。
先月同様出張で自宅を離れているのですが、
環境が変わるとルーティンが飛んでしまっているので、変えてはいけない所だと反省中です。
今回はティーチャーとコーチャーの違いについて
現場に出たばかりの新人トレーナーに指導することが多いのですが、
自分の置かれている立場や、現場でどのように振る舞わないといけないかについて分かっていないトレーナーが多くいるように感じます。
言葉にするとわかるのですが、
クライアントに運動を”教えている”のと”指導している”のとは全く別物です。
しかし、フィットネスで働いて間もないスタッフはマシンの使い方を教えただけで、”指導”してきました。と言います。
そもそも”指導する=coach”とは目的などに導く意味があると思います。
何か運動を”教え”たりすることは一方的なやり取りであり”coaching=指導する”というより、”teaching=教えること”に近いと思います。
なので、指導することと教えることがごちゃ混ぜになっており、
自分は何を提供しているのかがわからなくなっています。
”教えること”というのは今後、ネットを始め情報が手に入り安くなってきた分、価値を生み出すことは難しくなるんじゃないでしょうか。
しかし、”指導する”というのはサービスを受ける側やクライアントの目的や目標に対して達成するという責任を負うので提供する価値は高いんじゃないでしょうか。
なのでトレーナーに関しては”teacher"よりも”coacher"であるべきだと思います。
普段何気なく使っている言葉ですが、言葉の重みを理解しないと少しの違いで価値が変わってしまう恐ろしいことだなと感じます。