運動指導を受けるメリット
まいど
トレーナーの山崎です
最近はブームのように捉えられるようになったフィットネスですが、
流行で終わらしたくないなというのが正直なところです。
というのも、フィットネス人口というのは、20年ほど人口の3%という数値から変わっていないという現状があるからです。
度々起こる健康ブームですが、
では、どのくらいの人が継続的にトレーニングを続けているのでしょうか?
おそらく、年配者の方は継続率が高く、若年層になるとフィットネスの継続期間が短くなる傾向にあるようです。
年配の方が運動を続ける理由は最初は、最初は健康のためというものが多いような気がしますが、長年継続されている方は、その場のコミュニティに参加する意義の方が多くなっていくように感じます。
実際に、女性の場合長生きの秘訣では地域コミュニティへの参加の有無が寿命に関係してくるようです。(男性の場合は身体運動を伴った活動)
なので、フィットネスクラブではどのように若年層を取り込むかというところを課題としているようですが、
いまいち取り込みがうまくできていないのが現状です。
おそらくフィットネスクラブなどでは、一度入会してみて自分のライフスタイルに合うかどうか考えてみて結局費用対効果を考慮して、退会というのがほぼほぼの流れじゃないでしょうか。
フィットネスクラブ側などは、若年層が手が出しやすいように価格帯を下げるなどして取り込みを狙うようです。
しかし、健康に対してあまり危機感を感じていない若年層に関しては、
体を動かすメリットはわからないのではないでしょうか。
そうなると判断基準は楽しいか楽しくないか、
ステータスになるか、ならないか
というような短期的な指標でしか判断が及ばなくなり
多くの若年層は短期間で離れていってしまうのだと感じます。
体を動かす理由は人それぞれでいいと思うのですが、
提供する側としては、短絡的な見せ方をするのではなく、
”来るべき老い”に対して、運動することでのメリットを伝えることを業界全体で行わないといけないと感じます。
インターネットにアクセスすれば色な情報が取り入れられますが、情報過多の現状では欲しい情報は見つけにくいでしょう。
なので、手っ取り早い方法としては、健康産業に従事しているジェネラリストに話を聞くというのが賢いやり方ではないでしょうか。
対象が生ものなので、絶対的な答えはありません。
しかし、個々には最適な解があるのでそれを知ることできるのは運動指導を受ける最大のメリットだと思います。