情報を判断するための物差し
まいど
トレーナーの山﨑です
2日間、学会と研修会でみっちり勉強して来ました。
この二日間は、大学の恩師に再会できたこと、また友人つながりで知り合いができるなど充実した二日間でした。
2日間の内容の感想としては、知らないことが多いなということと、頭を使って考える作業をしないといけないことを感じました。
学会はトレーニング分野に関する研究や事例報告などの発表を聞くのですが、リサーチなので正しい情報とは限りません。
非常に多くの発表の中から一つあげると、
パワークリーンの動作で、一般的なテキストには第二プルの際シュラッグ動作が入るが、本当にシュラッグで使われる僧帽筋は働いているのかという問いに対し、
パワークリーンをトレーニングとして行なっている被験者数人の僧帽筋の筋活動を計測し、動作を行う際に、実際にはあまり使われていないのではないかとの結論に達した発表がありました。
発表の詳しい内容は省きますが、
発表を聞いていた人の質問として、被験者は熟練者でない場合うまく体が使えていないだけではないかとの質問が出ました。
確かに、パワーリフターと言われる人たちの第二プル動作の写真などはしっかり僧帽筋が働いてるように見えるのです。
これだけでは発表を否定も肯定もできないのですが、
ないが言いたいかというと、情報の正確性を判断するための物差しと感性を持っているかというのに気づかされということです。
物差しとは、自分の経験上正しいと言われている知識で
感性とは、そこに違和感を感じるかどうかです。
今回は”物差し”が不足していたので
情報の正当性を評価する力はまだまだだなと思いました。
基礎的な知識はより正確な物差しを作ると思うので今後もしっかり勉強していきたいと思います。
まずは2日間でインプットした知識を整理して行こうと思います。