leeuw14’s diary

思考は現実

フィットネス業界の波乗り

まいど

トレーナーの山﨑です。

 

 

 

最近のフィットネス業界の話題といえば大手のコンビニチェーンがフィットネス業界に参入することが話題になっています。

また、アパレル業界もフィットネスを併設した店舗を出店するなど、

どんどん異業種からの参入が増えています。

 

私自身、この流れはアップルが参入した携帯電話業界の流れに似てるんじゃないのかなと思います。

アップルはスマートフォンという強烈なツールを引っさげて日本の携帯殿は産業に乗り込んで来たわけですが、既存の携帯電話メーカは太刀打ちできずに続々と撤退を余儀無くされました。

 

フィットネス業界にも同じような波が来つつあります。

スマートフォンのようなビッグウェーブではありませんが、

海外のフィットネスからは最新のツールやメソッドがどんどん日本に入って来ています。

また、最新の科学的な根拠に基づくというお墨付き(鵜呑みするわけではありませんが)。

しかし、これはエクササイズに関してです。

 

まだ波がおきていないのかなと思うのは、

フィットネスの経営的な分野。

ここに、大きな風穴を開けて、波を起こす新規参入者が出てくると

おそらく今のフィットネスクラブはすぐ転覆するんじゃないでしょうか。

 

そもそも、フィットネスクラブに通うのに理由付けが乏しいと感じます。

アメリカなどではボディビルをはじめとしたボディメイクコンテストが盛ん(日本でも最近流行り出しましたが)なのですが、

あくまでもフィットネスの立ち位置はツールにすぎないと思うのです。

中には、アミューズメント的な要素のフィットネスプログラムもあるのでそれを楽しみに通っている人もいますが、

それ以外の人は、なんとなく在籍している人たちが半分くらい占めるんじゃないでしょうか。(もちろん長続きもしません)

 

でここに風穴を開けようとしているのが昨今の健康ブーム

今、医療分野ではPT(理学療法士)などの人たちはどんどん運動学を学んでいます。

そして、治療や予防に運動療法を取り入れるところも増えています。

(今後病院でも当たり前になるんじゃないでしょうか)

あとは、一般の人たちの認知が追いついてくると、

「運動をできるところはどこだ」となるのですが、

個々のパーソナルトレーナーさんを訪ねた場合はピンキリですが、

今のフィットネスにそれだけの受け皿があるのかと言われるとクエスチョンマークです。

考えないといけないのは、

健康ブームであっても、確約されたポジションなんてなく、いつiPhoneがやってくるのか来ないのか、それともiPhone側に回るのか、、、

ニセモンのiPhoneと言われないように本物を目指すためには

常にアンテナを張り波に乗れるよう準備しとかないといけないと思いました。