流行っているからこそ地に足つけとかないといけないと思う事
まいど
トレーナーの山﨑です
最近はストレングストレーナーがコンディショニングを勉強したり
運動指導の土台となるコンディショニングという分野に注目が集まっているように思います。
前からコンディショニングという言葉はなかったわけではないのですが、
大雑把なイメージでしかなかったのでしょうか、あまりシステマチックに語られることがなかったように感じます。
それが、アメリカのマイクボイルがファンクショナルトレーニングの理論を提唱したことによりボディーワーカーがコンディショニングの分野を学びやすくなったというのが背景でしょうか。
それまではアスレティックトレーナーの特権分野だったのが
だんだんとその領域を侵されてきているのは間違いないでしょう。(リハビリテーションの分野に関して)
そこで、日本のファンクショナルトレーニングの火付け役の一人であるトレーナーさんは、
アスレティックトレーナーこそしっかりとストレングスを勉強しないといけないと
と警鐘を鳴らしています。
私もコンディショニングは、
奥は深いが、少ない知識でもコツさえわかれば結果の出せる分野だと感じますし、
今、巷で流行っているフランチャイズはコンディショニング分野が主だと思います。
そしてここから二極化が起きてくると思いますが
一方は自己成長していくトレーナー
一方はフランチャイズでマニュアル化されたトレーナー
抽象化するとハンバーガーみたいな感じですね。
クラフトバーガーと言われる、一つ1000円以上するハンバーガーと
フランチャイズで提供される、500円そこそこのハンバーガーみたいな感じですね
もちろんフランチャイズで満足する人もいますので需要と供給があっていれば全く問題ありません。
しかもクラフトバーガーだからと言って必ずしも美味しいわけではありません。
要は、自分はトレーナーとしてどの立場にいたいのかというのがすごく大事になります。
ベテランのトレーナーさんはほぼクラフトバーガータイプだと思いますが、
今の若手はフランチャイズと知らずにトレーナー活動を行っている人もいるのではないでしょうか。
そして、この違いはどこで出るかというと
研究者的な視点で学べるかどうかということではないでしょうか。
色々な論文を読んでも、レビューの低い論文もあります。
それらを自分の中でどう解釈できるのか、またどう吐き出すのか。
それを問うていくのは”クラフトトレーナー”ではないでしょうか。
反対にメソッドを使いまわしていくだけのトレーナーは”フランチャイズトレーナー”でしょう。
”今は”このトレーナー間に価格の差はないと思います。
自分はどちらにいたいのか、
自ずと行動は見えてきます。