自由の前提条件
まいど
トレーナーの山﨑です
カヌーの選手がライバル選手にドーピング違反となる薬物を混入させたとして、協会から資格停止し処分を受けた事件がありました。
スポーツ選手として、何としても自分の地位を守り抜く手段が裏目に出た結果だと思います。
到底、許される行為ではなく、スポーツマンとしてはあり得ないのですが、
ライバルを是が非でも蹴落としてやろうという気持ちは伝わりました。
(やった行為は絶対に許されません)
スポーツは相手がいて勝負が決まるのですが、
まずは己との勝負が待っています。
規則に則って勝負を行うという前提のもと勝負をするわけなので
姑息な手を使ってしまった当事者の選手はレース以前に自分に負けてしまっていたということになります。
以前にの書いたかもしれませんが、
自由は、範囲が決まっていて自由であると思います。
範囲の決まっていない自由は自由ではありません
自分を律するという事ができていて、自由を表現する事が出来るとお思います。
なので、
”自分を律する=自律出来るまで”は自由は手に入らないと考えるのが筋ではないでしょうか?
程度はありますが、自律できているのか今一度問いただす機会になりそうです。