日本のフィットネス人口3%(長年)
まいど
トレーナーの山崎です
フィットネスクラブの課題点としては、初心者の人が長続きしてくれずに、在籍期間が短く退会してしまうことじゃないでしょうか。
どのクラブも数十年同じことで頭を抱えているようです。
日本のフィットネス人口は3%くらいと言われており、20年ほど横ばい状態だそうです。(ここ最近は少し伸びて来ているようですが)
気づけばポストに高頻度で広告が入っていますよね。
新入会者を増やすためにガンガン広告費をかけているのですが、笊のようです。
問題は、入会と同じくらい退会者がいることではないでしょうか。
しかし、現状は
フィットネスクラブなどでトレーニング初心者の人に向けた告知などを出そうとした時に専門家として陥りがちなのが、
運動を初めましての人の気持ちが盲目的になってしまっているという点じゃないでしょうか。
けど、フィットネスクラブの社員はそんなことに気づきません。
で、困った時は”姿勢”や”歪み”といった最近メディアで聞かれるようになったワードの繰り返しです。
もう少しお客さんの立場に立って考えようよと思います。
例えば、何か全く新しい分野を学ぼうとする時に、いきなり専門書を読み始める人はいないと思います。
気合い入れて手を出したはいいけど、理解できずに挫折してしまうのは簡単に想像できます。
よくあるのはでっかく「入門」とか「これだけ!」とか書いてある比較的優しそうなもの。
これだったら自分もできるかも、、、と感じるので手に取るわけですよね。
そっから挫折せずに続くかどうかは本人の問題なのですが、
きっかけを持ってもらうものであれば十分です。
そこに誘導できれば、もう少し初心者の人も取り組みやすい環境になるのではないでしょうか。
フィットネス云々というよりもビジネス力ですね。
いや、それ以前に初心者の人の気持ちになって考えられるかという点なのでそれ以前の問題ですかね、、、
初心者が中級者になれる環境があるクラブは今後生き残っていくんじゃないでしょうか。