動きの質を向上する
まいど
トレーナーの山崎です
しばらくブログ更新が空いてしまいました。
パーソナルトレーニングとは違う業務が入ってきて、というより辞める人間の引き継ぎですが、状況把握するのに時間を持って行かれてしまっていました。
そんな中でも自分の時間を確保するとういことができていなかったのは反省点です。
さて、改めて今勉強しているムーブメントについて記しておきたいと思います。
よく、ジャンプをするのは膝じゃなくてケツで跳べと言われますが、ムーブメントにおいては非常に重要になってきます。
そもそもムーブメントとは、ある目的に対して、安全に最適な方向に効率よく出力する動きのことを言います。
簡単にいうと:より高く飛ぶためにはどのようなスキルが必要かというのをシステマチックにしたものです。
運動をシステマチックに行うことに関しては、学習段階ではいいのですが、パフォーマンスとして発揮する段階では自動化されておりシステムはシステムでなくなっていると思うのですが、
あくまで運動学習スキルという範囲で述べて行きたいと思います。
(この辺りのニュアンスは伝えることが非常に難しいと感じます)
話を戻しますと、下肢の力発揮はよくトリプルエクステンションと言われ、股関節、膝関節、足関節の各々が伸展し垂直方向への出力発揮をするというのが教科書で習うことなのですが、
実際動きを行なっていく上では、股関節の伸展がかなり重要で、膝や足関節は力の方向づけが主な役割なんじゃないかということが言われています。
つまり、股関節で産んだパワーを膝や足関節が方向づけをする。そういった感じでしょうか。
そうなると、膝や足首を固めて使うということは、常に状況が変化するパフォーマンスにおいては効率が悪くなるので、動きたい最適な位置に足関節や膝を持っていくということが必要になると考えます。
行きたい方向に対して出力を方向付けるコントロール能力が必要になります。
出力と方向付け、このコンビネーションがムーブメントをよくする肝だと思います。
大学の研究テーマでもあった分野なので理解が深まるのは非常に面白いですね。