トレーニングの本質
まいど
トレーナーの山崎です。
最近はよく聞くようになったムーブメントトレーニングですが、
本質は、身体を効率よく動かすためのきっかけを掴むためのツールのように感じます。
なので、アスリートにとっては競技を行うことでしか競技は上手くならないと思います。
しかし、競技が上達するためのきっかけやコツをつかむための環境としては、
がむしゃらに競技をトレーニングするよりは、
ある程度の整えられたドリルをこなすことは課題が明確になるという点で
いいツールだと感じます。
一般のクライアントを指導していても思うのですが、
感覚は教え用がないというものです。
こちらから与えられるものではなくトレーニー自身が感覚を掴む作業をしないと
パフォーマンスアップにつながらないと思います。
なので、
レジスタンストレーニングやムーブメントトレーニングを上達することが目的になってはいけないし、
それらの動きとパフォーマンスがどのようにリンクするかを考えさせたり試行錯誤させるのがトレーニング指導者としての役割なんじゃないでしょうか。
指導者はそれができる環境を提供できるように、工夫していかないといけないなと感じます。