スポーツ問題の報道に対して
まいど
トレーナーの山崎です。
目についたニュースから一言
今年もドーピングによって処罰を受けた選手や、
ドーピング違反によりフェアに評価された結果順位が上がったりと
なにかと話題にのぼったドーピング問題
今回の件はドーピング違反には当たりませんが、
フェアでない可能性があるなら、、、と日本陸連は対応を取られると思います。
しかし、私が言いたいのは
報道の仕方がフェアじゃないなと。
というのも、鉄剤が必要な選手もいるわけです。
特に女子の長距離選手は貧血の割合が多く挙げられています。
一般的には貧血は食事で改善することが望ましいですが、
改善が見られない場合鉄剤などの摂取で治療していきます。
この記事の場合、その鉄剤を本当に必要とする選手たちへの配慮がない気がします。
どうしても、このような報道がされると鉄剤はドーピングに近い行為なんだと敬遠されたり、真面目な選手の中には正しい判断ができずに、貧血のまま頑張ってしまうといったことが起こり得ないでしょうか?
やはり、指導者が正しい知識を有し指導できればこのような問題も起きないでしょうし、
報道側も受け取る側が考えられるようにフェアな報道を心がけてほしいと思います。