leeuw14’s diary

思考は現実

お腹の効果的なシェイプアップその1

まいど

トレーナーの山崎です。

 

少し前にフィットネス向けに書いた記事を備忘録的に転載しておきます。

個人としてはありきたりな感じになったかなと思いますが、伝わりやすいを意識して書いたつもりです。

 

 

・腹筋運動をしてもお腹は凹まない?

露出が多くなるこの季節は、焦ってシェイプアップに励む人が多くなります。これを読んでるあなたもそのう ちの一人かも。誰もが綺麗なくびれや縦横に線の入った腹部は誰もが憧れますよね。そのために腹筋運動だ! といって必死になってやっている運動があまり効果の出ないものだったら... 過去の時間は返ってこないので今すぐ効率的な運動を知り、実践していきましょう。 今回は悩めるぽっちゃりさんに効果的なお腹のシェイプアップについて正しい知識をお伝えすると共に具体的 なエクササイズをお伝えします。

 

・腹筋運動(上体起こし)では効果が出にくい

お腹のシェイプアップで体を起こす運動をする人は多いと思います。しかし、この運動は中々効果が出にくい のです。理由は、” 上体起こし” だけでは腹筋群に十分な負荷を与えにくいからです。筋肉は裏切りませんが、 しっかり使わないとサボります。司令塔は脳なのでしっかり理解して取り組めば筋肉は味方です。

 

・腹部は腹直筋だけじゃない

“上体起こし” で鍛えられる主な筋は前についている筋(腹直筋※1)であり、お腹周りを引き締めるのであれ ばあまり効率がいいとは言えません。” 上体起こし” ... 残念!! お腹全体で考えると前の部分の一部にすぎず、 脂肪燃焼効果を高めるには前の筋以外にも使うことが必要になります。お腹周りの中で一番大きい筋肉は前か ら横についている筋(腹斜筋※2)になり、この筋肉が上手く使えていないとお腹周りに脂肪がつきやすくなっ てしまいます。

 

・腹斜筋を上手く使うには

じゃ、どうしたら前から横についている筋が上手く使えるようになるのか。ここの筋肉は胴体部を丸めたり、 ひねったりする時に働きます。また、持久力に長けているので小さな力で継続的に力を入れておくことが可能 な低燃費系です。

しかし、肋骨が広がっていると腹斜筋は働きにくくなってしまいます。どんな状態の時に肋骨が広がりやすくなるかというと、特に胸を張って息を吸った状態で肋骨が広がりやすくなります。胸を張っ た方がいいと世間では言っていますが、胸を開きすぎるとお腹は寸胴になっちゃいます。幼児体系のこのあた りのバランスが取れていません。じゃ、じゃ、どうしたらいいのか??

 

・腹斜筋のエクササイズ

ポイントは、肋骨が開かないようにすること。開かないためには息を吐いた状態をキープすることでお腹の前 から横が引き締まり力が入りやすくなります。ここで、ピンときた人はダイエットマニアです。数年前に流行ったロングなんちゃらの秘密はここだったんですね。

具体的なエクササイズは、

1)膝を立てた仰向けの状態で腰に手を入れます。

2)自分の手のひらを潰すよう に腰部を床に押し付けます。

3)押し付けた状態をキープしながらお腹がしぼんでいくように息を吐きます。

この時肋骨が締まっていれば腹斜筋が使われています。ゆっくりと5 秒間息を吐くことを毎日10 回繰り返し ましょう。

慣れれば肋骨が閉まった状態でお腹の部分を捻ってみましょう。横の部分の刺激が感じ取れます。

 

・腹斜筋の働きで脂肪燃焼

お腹の横な部分が活性化して肋骨が締まっていれば、呼吸を伴う身体活動をするたびに腹部は刺激を受けるの でシェイプアップの効果も高くなります。ぜひ、身体の仕組みを感じながらエクササイズしてみてください。