leeuw14’s diary

思考は現実

タダで教えてもらったら努力して成長する以外の返し方はない

まいど

トレーナーの山崎です。

 

 

レーニング指導者をやっていると、指導の対価としてお金をいただくことが多いです。

これは生業としてなので普通なのですが、

世の中にはトレーニングコーチやスポーツコーチをボランティア、またはそれに等しい対価で活動されている方も多くいます。

 

言い方を悪く言うと、安い給料で働いているわけです。

この人達の報酬は、やりがいであったり教えた人が成長してくれることが多いのではないでしょうか。

これは指導した相手が"正しい努力"をしてくれることが前提となっているので、結果につながったり、感謝されたりが起こるのですが、

相手が正しい努力をしない場合、結果が出なかったり、指導者と指導した相手の間でギクシャクとした空気が流れるのは安易に想像できると思います。

 

では、時間あたりでお金を頂いて指導する場合はどうでしょうか。

こちらは指導された本人が努力しようがしまいが、結果がどうなろう(プロとして結果を追求する前提)が報酬は目に見える形で受け取っているので、やりがいや結果、指導された人の成長は付加価値でしかないのです。

 

これら別の視点から見ると、人に何かを教えてもらったりする場合、

お金を払うこともあれば、指導する側の人の裁量でタダで教えてもらうことなど日常茶飯事だと思います。

 

お金を払っている場合はいいのですが、ただで教えてもらった場合、

何か恩返ししなければと相手の時間対価値と自分の時間対価値を等価に考えてしまい固まってしまう人もいますが、

教えた側はあまり深くそのようなことは考えていないと思います。

教えたことを正しい努力で続けて結果になったり、成長が見られるのが報酬なわけで、

なにか返してほしいとは思わないのではないでしょうか。

 

もしこのように思わないのであれば最初から報酬を受け取るべきだと思います。

 

 

そして、タダで教えてもらった側は何か等価のものをかえすというより、ただしい努力をして

変化や成長を見せることが、時間をかけてもらった人への最大の敬意だと思います。

 

 

自分も「あいつに教えてよかったな」と思ってもらえるように日々努力していきたいと思います。