leeuw14’s diary

思考は現実

基礎は大事。けど縛られないことはもっと大事。

まいど

トレーナーの山崎です

 

 

統合された動きはスポーツにかかわらずいろんなところで発揮されます。

スポーツといえば、同じことを繰り返し練習し、スキルの上達に励むということが一般的かと思われますが、

必ずしも、同じことの繰り返しがスキルの上達につながるとは限りません。

というより、そのスキルは上手くなるかもしれませんが、試合や日々変化する状況で同じように発揮できるかというとどうでしょう。

 

というのも、スキルの上達とは、目的を達成するために行う動作が効率良くなったというものですが、

そもそも、人間は周りの環境に影響されながら動いているということを前提とした場合、周りの環境が変化すれば、同じような動作では通用しない(効率が悪くなる可能性がある)のではないでしょうか。

 

また、練習に置いた環境も全く同じ環境で練習できればいいのですが、そんなことはほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

球技の練習であれば同じような状況を作り出すことは球を同じようにコントロールすることが必要になったり、

体の中身の環境に置いては自分の体力との兼ね合いもあります。

 

ほぼ周りのコンディションが同じということはないと考えた場合、

同じことを繰り返すという練習や

全く同じようにできるというスキルは

初歩的な分野では必要になるかもしれませんが、

その先のスキルアップを目指すのであれば、環境、状況、自身のコンディショニングに合わせた最適なパフォーマンスを発揮する必要があります。

 

また、練習に置いては時事刻々と変化する状況下の中で最適なパフォーマンスを選択判断し続ける能力を身につけることが競技力の向上につながってくると思います。

 

そのためには色々な経験は後々の判断材料になるわけですね

 

基礎スキルが身につけば、こうしなければいけないという指導はパフォーマンスの頭打ちになります。