人が対象だから絶対はない
まいど
トレーナーの山崎です
トレーナーなどのボディワーカーは対象が人間なだけに絶対はないんですよね。
あるのは傾向のみ。
その傾向を踏まえてその人その人に合わせてエクササイズを処方する。
今、会社のプロジェクトで姿勢パターンを64パターンに分け、判別するプログラムを作成しています。
よく左右のバランスをそろえましょうなどと言いますが、実際はほとんどの人が右足に重心がかかっています。
PRIなどの理論では問題ないのですが、
商品化するときには優劣をつけないといけません。
そうじゃないと、興味を持ってもらえないので
これがいいとかこれが悪いとか。
ビジネスなので仕方ないのですが、消費者側のものの見方も成長しないとこのようなのは永遠と続くのかなと感じます。
脳のお勉強
まいど
トレーナーの山崎です。
ここ最近、更新ができていませんでした。
その間に、中野信子さんの執筆された
サイコパス (文春新書) を読み終えました
率直な感想としては、サイコパスはごく身近にも存在し、
効率を測ったり、勇気を振り絞るような行動は時にサイコパスの思考とリンクする可能性もあるんだなと思いました。
こちらで書かれている内容としては最新の脳科学の研究を紹介しながらサイコパスとはどのようなものだというのを紹介しています。
脳科学の分野はここ10年くらい急速に発展していて(発展してきた要因としては脳の分析方法が確立されてきた)、
脳の仕組みがかなり解明されつつあります。
フィットネス・トレーニング業界においても脳の仕組みと絡めた解釈が浸透しつつあり
トレーニング指導者はより幅広い知識が求められるようになってきているように感じます。
脳の基礎を勉強するのは非常にハードルが高いように感じられるが、「サイコパス」は非常に理解しやすく書かれているが、
少し、かじっている人からすると物足りないように感じます。
最近の自分のオススメは
David J Linden の「快感回路」
快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか (河出文庫)
- 作者: デイヴィッド・J・リンデン,岩坂彰
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: 文庫
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フィットネス業界で活動している人間なら理解しておきたい人間の行動など、
どのような仕組みで人間は行動しているかをわかりやすく書かれているのでこちらもオススメです。
なんせ脳の世界は不思議なことが多いので、人間を理解する上では必要な分野ではないでしょうか。
運動療法や予防医学的な運動における地域格差
まいど
トレーナーの山崎です
医療において、都市と地方とで医療格差が起きてはならない。
というのを何かで見たことがある。
地方に住んでいるから満足な医療を受けられませんでしたでは、確かに日本人で国民健康保険を納めている人たちからすれば納得できず、国民の権利として要求すべきところだと思います。
しかし、今というか今後課題になりそうなこととしては、運動療法の地域格差について。
地方と都市部では高齢者の1日の歩行数はどちらの方が平均して多いかご存知だろうか?
目標として8000歩ほど歩こうというのが理想らしいが
都市部の方が、公共交通機関が発達しているので、歩いて行動する人が多いというのが実情で、地方に行けばマイカー率が高くなるので歩く機会が少なくなっている。
地方では平均が8000歩に満たないのが現状である。
医療に関しては、地域での格差というのはあまり感じられないのだが、
慢性疼痛や、死因につながる寝たきり状態を防ぐということは、医療機関でできることというより運動療法でできることの方が多い気がする。
特に健康寿命を延ばしましょうと叫ばれてフィットネスクラブが次々できているが、都市にに集中しており地方ではどうだろうか。
自分の祖母は85歳で意識ははっきりしているのですが、膝周りを怪我し手術してからはQOLの低下が急激に進んだ。
祖母は田園風景の広がる田舎に住んでいるのだが、頼れるところは病院のみだったようで、運動を行う機会というのがめっぽう少ないように感じる。
病院でも理学療法士さんがいれば運動処方はうけれるだろうが、
基本的には医師の指示のもとでのリハビリや運動指導のみで、保険という枠組みを考えると十分な運動指導ができているとは思えない。
こういった背景には運動指導のエビデンスの弱さが挙げられるのだが、
そもそも人間を研究対象としていて形態など個人差が出やすいので難しいとは思うが、
運動療法が、慢性疼痛や予防医学として力を発揮するのは最近では言うまでもなくなってきている。
こう言った背景を見ると都市部では優秀なトレーナーや、質の高い運動指導を受けられるジムは多くなってきているが、地方ではあまり聞かない。
地方に住んでいる人は農林水産業に携わっている方が多いので、運動量は多い気はするが、一度こけるとそこから立ち直るのは辛い印象。
運動指導に携わる人間は、地方でも予防医学の観点で運動指導できる箇所を創っていかないと、本当の意味での地域の医療格差は無くならないのではないでしょうか。
【目標設定】8月ですね
まいど
トレーナーの山崎です。
8月も早4日
少し遅くなりましたが8月の目標を立てておきたいと思います。
セミナー参加2件
新たな人との出会い2人
読書2冊
ブログの更新頻度を先月よりも高く保つ
試験の勉強をする
少し今月はバタバタしそうな予感なのですが、
「忙しい」と言い訳するのは
仕事や物事を遂行する能力が低いと自分で言っているようなので、言い訳として使わないようにしたいと思います。
先月はありがたいことに友人に食事に誘ってもらったり、そこで新たな刺激をもらったり。
つながりを増やして大事にしていくことは大切ですね。
情報も直接人に会う方が、データや活字よりも付随する情報が多いのも事実。
また、今月に関しては、”実行する”ということをキーワードに
計画や行動を起こしていきたいと思います。
なかなか実行するのにお尻が重たいので”動く”を意識したいと思います。
腹筋をするって変な日本語
まいど
トレーナーの山崎です
腰痛には腹筋しましょうというのはよく聞く腰痛に対する運動療法ではないでしょうか。
しかし、これは本当にそうでしょうか。
腰痛ですと言って病院に行き、腹筋をやってくださいと言われ、痛いからできなかったという人は多いと思います。
そもそも、この腹筋、何を指しているのでしょうか。
一般的に腹筋と言われるものは、解剖学上でいう腹筋群であり、細かく見ていくと、腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋に分けられます。
で、お医者さんではこれらの筋肉を鍛えてくださいねと言われるようですが、
腰痛の原因(今回は中枢神経系の痛みは除きます)は腰部の安定力の欠如とコントロール不足がほとんどです。
ではこの安定力を高める筋肉はどこかというと、腹横筋になります。
腹横筋は深層の筋になるのですが主に腰椎を安定させる働きがあります。
腹横筋以外の腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋は腰部を安定させる働きというよりも、可動させる方に主に働く筋になります。
お医者さんの意図としては、安定させる筋である、腹横筋をトレーニングしましょうね
という意味だと思うのですが、受け手の解釈としては
腹筋をする⇨上体起こし(クランチやシットアップ)
この上体起こしでどこが刺激されるのかというと、深層の筋よりも表層の筋、つまり腹直筋や腹斜筋の方が優位に働いてしますんですね。
腰痛の原因が腰部安定性の欠如だとすれば、優先してトレーニングしないといけないのは腹横筋になります。
上体起こしでは安定性は獲得しにくいので、”腹筋を鍛える”と伝える側も気をつけなければいけません。
腹横筋のエクササイズはいろいろありますが、
深層筋になるので、感覚を掴みにくいところでもあります。
腰痛の改善に向けてはここの腹横筋を鍛えることが肝になってくるので、
次回腹横筋のエクササイズを紹介したいと思います。
モチベーションを上げる人
好きなことを仕事にすると頑固に
まいど
トレーナーの山崎です
好きなことを仕事にすると頑固になってしまう傾向にあるような気がする今日この頃です。
トレーナーなどは好きじゃないとできない仕事なので、頑固ものが多い気がhします。笑
頑固は
よく言えば、こだわりがあって責任感が強い
悪く言えば、周りの意見を聞き入れるのに時間がかかる、視野が狭くなりがち
これは自分に関して強く感じるのですが、
自分の得意でない仕事やそもそも聞かないとわからない仕事に関しては素直に進められるのに、
自分の好きな仕事になると感情が入ってしまいます。
熱は大事だと思いますが、経験が浅くまだまだ勉強の身では時に弊害になる場合も多々。
後になって素直になっていればな、と後悔も多い感じがします。
時間が解決してくれるのでしょうが、それでは周りに差はつかないですよね。
素直にかつ熱量を持って仕事に取り組むことは、結果自分に帰ってくることだと信じ頑固さとうまく付き合いたいと思います。
これから、飲み会です。
最近出会った方と親睦を深めてきたいと思います。
こういう出会いをは大事