ここ最近の方向性
まいど、
トレーナーの山﨑です
本日も熊本に出張に来ています。
ここ4ヶ月くらい連続できていますが、観光でもできたらなーと思いながら空港で飛行機を眺めています。
ここ最近は毎月研修を担当させてもらっていますが、
改めて人に何かを伝えることの難しさを感じます。
また、自分の中のネタの少なさにもがっかりします。
情報を入れてないわけではないのですが、形にするところまで消化できていないのが現状です。
質問をされれば答えるだけなのでこちらとしては楽なのですが、人に自分のいうフィルターを通してパッケージにして渡すというのはとても難しい。
何を軸として話をするかというところがブレているので、
アウトプットにもばらつきがきが出て来ます。
根本的な目標の設定を見直さないといけません。
内省する前に、まずはどこに向かって行くのか。
2018年になる前に書き出したいと思います。
最近のトレーニングツールは吟味して
まいど
トレーナーの山﨑です。
先日、ドイツやアメリカで流行っているフロスバンドのセミナーに参加してきました。
フロスバンドとは何かというと、リハビリテーションなどで使用されるツールなのですが、
ゴム製のバンドで筋肉や関節に圧をかけることによって本来の機能を取り戻すことをコンセプトとしたバンドのようで、
筋や軟部組織の癒着や、いわゆる”筋膜”などにアプローチできるツールとして注目されています。
バイヤーの方曰く、これから主流になっていくんじゃないかというものです。
トレーニング業界ではこういった類のツールは色々なものが出てきますので、
それらを目利きするといった使用側のスキルも求められてくると思います。
私は、こういった類のツールを見るときは応用性の高いものかどうかを見ています。
応用性の低いものはどちらかというとエンドユーザー向けなのかなと思います。
今回のフロスバンドに関しては、応用性がすごく高いと思いました。
しかし、使用する側の知識やスキルが伴ってのものなので、少々扱いは難しいのかなと。
しかし、コンセプトはすごくシンプルなので、これからユーザーの増えていくツールは間違いないと思います。
これを使えば簡単に一定の効果を得られるというのが大きいと思いました。
しかし、細かいケアなどはまだまだ治療家やセラピストの手の方が優れているので、
何事も使い分けですね。
早速ひとつ衝動買いしましたので、これから色々試して見たいと思います。
トレーニングに関するいろんな情報が出てきますが
まいど
トレーナーの山﨑です
12月に入り、今年もあと1ヶ月早いなという感じです。
やり残したことがないように、また来年の準備を始めたいと思います。
さて、最近のトレーニング業界は感覚統合というのがキーワードのようです。
ざっくり説明すると、いかにイメージしたことと体の動きをつなげるか。
パフォーマンスを上げるために複雑な動きを行えるようにする。
また、脳に考えるという負荷を与えトレーニングを行うというようなものがざっくりとした感覚統合のトレーニングというイメージです。
理解するためには、運動生理学や神経生理などもわかっておかないとうわべだけの知識になってしまいます。
また、ベースとなるのは運動学なのでしっかり理解しないといけません。
今年改めて知ったのは、コーディネーショントレーニングとコオーディネーショントレーニングは別物として理解しないといけないということです。
コーディネーショントレーニングはアメリカ的な理論で
コオーディネーショントレーニングはドイツ発信の理論です。
似て非なる物で、旧東ドイツの運動学はベルリンの壁崩壊以降に世界に出てきた理論でした。
社会的な背景がスポーツや研究に及ぼす影響が違うというのは、
トレーニングだけにかかわらず、歴史的背景を知った上で学ばないと深く理解するのは難しいと感じました。
全てを完璧に理解することは難しいかもしれませんが、深く学ぶということ意識しないといけないですね。
運動指導を受けるメリット
まいど
トレーナーの山崎です
最近はブームのように捉えられるようになったフィットネスですが、
流行で終わらしたくないなというのが正直なところです。
というのも、フィットネス人口というのは、20年ほど人口の3%という数値から変わっていないという現状があるからです。
度々起こる健康ブームですが、
では、どのくらいの人が継続的にトレーニングを続けているのでしょうか?
おそらく、年配者の方は継続率が高く、若年層になるとフィットネスの継続期間が短くなる傾向にあるようです。
年配の方が運動を続ける理由は最初は、最初は健康のためというものが多いような気がしますが、長年継続されている方は、その場のコミュニティに参加する意義の方が多くなっていくように感じます。
実際に、女性の場合長生きの秘訣では地域コミュニティへの参加の有無が寿命に関係してくるようです。(男性の場合は身体運動を伴った活動)
なので、フィットネスクラブではどのように若年層を取り込むかというところを課題としているようですが、
いまいち取り込みがうまくできていないのが現状です。
おそらくフィットネスクラブなどでは、一度入会してみて自分のライフスタイルに合うかどうか考えてみて結局費用対効果を考慮して、退会というのがほぼほぼの流れじゃないでしょうか。
フィットネスクラブ側などは、若年層が手が出しやすいように価格帯を下げるなどして取り込みを狙うようです。
しかし、健康に対してあまり危機感を感じていない若年層に関しては、
体を動かすメリットはわからないのではないでしょうか。
そうなると判断基準は楽しいか楽しくないか、
ステータスになるか、ならないか
というような短期的な指標でしか判断が及ばなくなり
多くの若年層は短期間で離れていってしまうのだと感じます。
体を動かす理由は人それぞれでいいと思うのですが、
提供する側としては、短絡的な見せ方をするのではなく、
”来るべき老い”に対して、運動することでのメリットを伝えることを業界全体で行わないといけないと感じます。
インターネットにアクセスすれば色な情報が取り入れられますが、情報過多の現状では欲しい情報は見つけにくいでしょう。
なので、手っ取り早い方法としては、健康産業に従事しているジェネラリストに話を聞くというのが賢いやり方ではないでしょうか。
対象が生ものなので、絶対的な答えはありません。
しかし、個々には最適な解があるのでそれを知ることできるのは運動指導を受ける最大のメリットだと思います。
腓腹筋についての疑問
まいど
トレーナーの山崎です。
日頃からいろんなことに疑問を持つことは大事ですね。
最近の疑問は、
膝の伸展制限がかかっている場合、腓腹筋は優位に働かないんじゃないかという疑問です。
どういうことかというと、
腓腹筋の働きは
・膝関節の屈曲
・足関節の底屈
です。
ヒラメ筋と協同することが多いのですが、
腓腹筋とヒラメ筋は少々力発揮能力の役割が違います。
・ヒラメ筋は赤筋が比較的多く持久系
・腓腹筋は白筋が比較的多く瞬発系
なんですね。
ダッシュやジャンプといった運動で使われることが多いのは腓腹筋の貢献度が高くなると思うのですが、
今回の疑問は膝関節が完全伸展しにくい状況では腓腹筋をうまく使えないのではというもの。
もうすこし深掘りすると、
腓腹筋は多関節筋なので、膝関節での筋付着部が固定(安定)されていないと、足関節底屈の発揮能力はうまく使えないんじゃないでしょうか?
つまり膝が少しでも曲がりやすい状況にあれば、下腿での足関節伸展能力(瞬発系)は落ちる可能性があると思うのです。
見方を少し変えると、膝の伸展制限があると腓腹筋は発達しにくいんじゃないでしょうか?
また、多関節筋であるため、トリプルエクステンション時には負荷がかかります。
腓腹筋の肉離れとは関係性があるのでしょうか?
あくまで仮説なので、実際に研究した論文があるかどうかなど探してみないといけないですね。
疑問を持つことで知見が広がるのは非常に重要だと思います。
機能的なトレーニングなのか機械的なトレーニングなのか
まいど
トレーナーの山崎です
トレーナー業界というのは、トレーナー同士の交流などが盛んに行われていると感じます。
ご縁もあり、ここ半年で素晴らしいトレーナーの方々とつながることができるのは交流が盛んに行われている証拠じゃないでしょうか。
新しい方に出会い、新たな世界を知れるのは非常に有意義だと思いますし、もっと若いうちに知っておくべきだと感じました。
そんな中先日も、お酒の席でご一緒させていただいたトレーナーさんが言っていたいたことは
ファンクショナルトレーニングという概念はあるけど
ファンクショナルトレーニングというトレーニングはない
とおっしゃっっていました。(ニュアンスはこんな感じだったと思います)
何となく頭ではわかっているが、ぼんやりとしている程度にしか理解が及んでいなかったのですが
言葉にしてはっきりと伝えられると、あ、なるほどなと感じます。
形のないものを伝える技術があるのはやはりそれだけ深く追求しないといけないので、まだまだだなと感じます。
ことの内容としては
ファンクショナルトレーニングとは機能的に動けるようになることを定義するものであって、トレーニングの形を決めてしまうと機械的な動作になってしまい、機能的ではなくなってなってしまうのではないでしょうか。
機能的である前提としては目的とするものがあると思うのですが、
機械的であれば、動きそのものが目的になってしまいます。
”機械的な動作=型にはまった動作”は機能的といえるのでしょうか。
この動作をすれば機能的動作が手に入るかどうかは目的によって変わってくるので、型にはめてしまった時点でファンクショナルトレーニンングではないということです。
指導する側のトレーナーとしても、ファンクショナルトレーニングに限らず
本質を理解して指導しないと、なんちゃってトレーナーと言われかねませんので気をつけたいところです。
手放す勇気
まいど
トレーナーの山崎です
自分の行動を変えるためには、まず自分を取り巻いている環境を変化させることが大事じゃないかということを、以前に書きました。
環境を変えるというのは何も一気に変える必要はないと思うのですが、
そもそも今の現状になっているのは、今の環境があるからなので、
何か変化を起こしたいのであれば、現状の環境から、変化を起こすためには不要なものを捨てる必要があると思います。
これはクライアントにも言えることなのですが、
ダイエットしたいという自分の体を変化させたい時に
今の生活環境・リズムを変えずに変化を起こしたいという方もいらっしゃいます。
そもそもその方の体をつくっているのは環境や生活習慣そのものだと思います。
一時的に変化を起こしたところで、根本から変わるとは思えません。
根本的に変わってしまう人は、生活習慣や環境も知らない間に変化が起きていると思います。
そのためには、無駄なものを手放す勇気が必要じゃないでしょうか。
自分の目標にとって必要なのかどうなのか判断しなければなりません。
手放す瞬間は本当のことなどわからないので、勇気が必要です。
後から振り返った時に、正しい行動だったと気付けるのですが、
人間先が見えないものには用心深くなります。
アドラーの嫌われる勇気じゃないですが、
手放す勇気を持ち合わせる人は変化を起こせるんじゃないでしょうか。
必要なものはしがみつくものではなく、
しがみつくものがなくてもたくましく生きれるだけのマインドじゃないでしょうか。