leeuw14’s diary

思考は現実

バランス能力を鍛えるために体幹トレーニングをしましょうってほんと?

まいど

トレーナーの山崎です

 

日が長くなり、19時を回ってもまだ少し明るくなりました。

陽の光が好きな僕にとってはいい季節になりました。

 

 

今回は、バランス能力について

バランスと一言で言っても色々な能力があるので、最近の気づきに対して書いていきたいと思います。

 

人間はどこで平衡感覚を感じているかというと、耳になります。

耳に三半規管という立体的に自分がどういう状態かを感じ取っている器官になります。

 

耳は音を感じ取るだけじゃないんですね。

 

この機能があるので片足で立ったり、つまずいてもこけないように重心を移動させたりすることができるんですね。

 

で、よくフィットネスクラブで見るのは

バランスを鍛えましょう!

バランスが悪いのは体幹が弱いからです!

と言ってバランスボールに乗ったり、バランスディスク(アジリティディスクとか言ったり)に乗って不安定な場面で耐えることによって体幹が鍛えられバランスが良くなると言ったもの。

ここでのバランス能力というのはフラフラしないことでしょうか。

このフラフラしない能力というのはスポーツや日常生活にどの程度役に立つのでしょうか。

 

はたして、不安定な局面で耐えることによって体幹はトレーニングされ結果バランス能力に繋がるのでしょうか?

体幹というとプランクをはじめとしたスタビリティのトレーニングなどがよく挙げられますが、このトレーニングはフラフラしないためにトレーニングするのでしょうか?

この辺がごちゃごちゃになってるのが今の体幹トレーニングですね。

体幹に関してはまた後日まとめてみたいと思います。

 

何が言いたいかというと、

冒頭に述べた、三半規管への刺激なしにバランスを鍛えるのははたしてどうなのかと思うのです。

 

もちろん足裏や使っている筋肉の刺激により体を修正する能力は大事だと思いますが、

三半規管からのフィードバックと身体からのフィードバックを統合してバランス能力だと思うのです。

 

なので、頚椎の屈曲・伸展・側屈・回旋を伴った運動が必要ではないでしょうか?

 

具体的な例でいうとサイドプランクをしながら頚椎の回旋をいれてみる。

片足立ちの状態で頚椎側屈を入れてみる。

 

 

確かに、バランスボールなどの不安定な局面で体を固め安定させる力はつくと思うのですが、はたしてそれをバランス能力がいいと言っていいのでしょうか?

 

 

人間が動いたり止まったり、身体を思い通りにコントロールできることがバランス能力だと思うので、首の位置を変え、三半規管で感じた自分の位置情報と身体で感じている位置情報とを統合させる能力がバランス能力になってくるのではないでしょうか。

 

 

 

編集後記

殴り書きで書きましたが、専門的な用語を使用すると定義がずれてたり、本来持っている意味と違ってるんじゃないかと思い、言葉を操ることの難しさを改めて感じました。

もっと勉強せねばです。ふわっと読んでいただけると幸いです。