コンディショニングをするときどこを優先的に鍛えるか②
前回の続きになります。
コンディショニングをするときに、どこを優先的に鍛えるか① - leeuw14’s diary
コンディショニングをする際に、
やはり、使っててほしいなーと思う筋肉の優先順位があります。
もちろん目的によって多少優先順位が変わることは大前提として、
人間が立って歩いて活動するためにこの金は使ってて欲しいよなというものがあります。
- 脊柱起立筋
- 大腰筋
まず脊柱起立筋ですが
背中側についている筋のうち、脊柱近くにあり脊柱を伸展する働きのある筋群を総じて脊柱起立筋と言います。
人間の身体は立つことが前提なので、脊柱を立たせておかなければ重たい脳の入った頭蓋骨を下から支えることはできません。
脊柱起立筋は身体をそらせるという働きがありますが、
人間重力に負けると、地球に身体が引っ張られ身体が丸くなってきます。
所謂、猫背姿勢というやつですね。
この姿勢にならないように、脊柱起立筋は重力に対して負けないように働かないといけないのですが、
座りっぱなしなどの姿勢では重力に引っ張られて筋が伸びやすくなってしまいます。
現代人はここが使えていない人が多いのです。
なので、この筋肉が機能しているかというのはかなり重要です。
また、
大腰筋とは体幹部と下肢をつないでいる筋です。
体幹部は下肢より上。なので、体重の半分以上を占める部位です。
また、大腰筋は下肢と体幹部をつないでいる筋では唯一、脊柱に繋がっており、先ほどの脊柱起立筋と合わせて機能して体幹と下肢を連動させてくれる筋です。
下肢の主な働きは、体幹部を運ぶというのが主な働きになるわけですが、人間が活動する上では欠かせない機能になります。
下肢と体幹部をつないでいる大腰筋はこの運ぶことに関して重要な役割を担っています。
なので、立ったり動いたりの基本的な動きはこの二つの筋が深く関わっており、
この二つの筋が機能的に使えるかというのは、コンディショニングを始める上ではかなり重要なウエイトを占めてきます。
では、
どうなっていればこの二つの筋が使えているか、機能的に働いているのかというのが評価されなければコンディショニングプログラムを組むことができません。
どうなっていれば機能していると判断できるのか、
一概には言えない部分はありますが、
見る視点を上げていきたいと思います。
続は後日