人生の厚みを増すための遠回りは必要
まいど
トレーナーの山崎です
毎日、いろいろな情報が溢れかえっており、情報のインプットが追いついてないのですが
そもそも、これほどまでに情報が溢れかえっており、本当に必要な情報はどのくらいあるのかと疑問に思います。
価値の高い情報というのは信憑性が高く、まだ世に出回っていない情報だと思うのですが、そう行った方は山の上流の水をすくうようなものなので、貴重な情報にはそれなりの費用を投じないといけなかったりします。
では、この費用を払えば自分のものになるかというとインプットしたものをアウトプットする力がないと意味はなさないと思います。
情報にはそれぞれ価値があるのですが、アウトプットを前提としてインプットしないと自分のものになりませんし、高い費用を払って資格を取得したとしても薄っぺらいものには違いありません。
情報を得る際に、質の低い情報には気をつけないといけませんが、ある程度の基礎的な内容だったりは自分でも比較的容易に手に入ると思います。
よく、これだけ勉強すれば、、、みたいなのもありますが、独学で勉強したものはそのような薄っぺらい知識では及ばないくらい付随した情報がついているものです。
また、紆余曲折して得た情報や知識は、知恵として昇華させる際に圧倒的なパワーとアドリブ力を発揮してくれます。
パワーは スピード×力です
スピードは引き出しの多さに比例すると思います。
質の低い情報は選別しないといけないと思いますが、かといって都合のいい情報は結果自分のためにならなかったりするので、回り道することを恐れずに学んでいきたいと思いました。
宮市亮選手の前十字靭帯断裂に思うこと
まいど
トレーナーの山崎です
http://a.msn.com/02/ja-jp/BBDqfFE?ocid=se
2015年に移籍後、シーズンの前に左の前十字靭帯を断裂している宮市選手
昨年のシーズンは復帰後デビュー戦を飾り17試合に出場
それでも怪我に悩まされていたようです。
そして今回の右膝前十字靭帯断裂
前十字靭帯断裂は選手の競技生命を脅かすような大きな怪我です。
左膝をやった後に今度は右膝
片方だけでも相当な精神的ダメージだと思うのですが、両膝となるとそのダメージは計り知れないと思います。
しかし、この怪我ですが前十字靭帯断裂をやっている人からすれば、
両方の膝を断裂することはあるあるなのです。
よく、前十字靭帯の断裂は非接触型だとニーイントウアウトが原因だと言われたりもしますが、
直接的な受傷メカニズムとしては脛骨が前方に引き出されることが主な原因です。
そして、この脛骨が引き出されやすい人は前十字靭帯断裂のリスクが高くなるのではないかと言われています。
この引き出されやすさは、脛骨と大腿骨の接地する面の脛骨側が坂になっていると物理的に前方に引き出されやすくなってしまうのではないかというのが論文でも出ています。
つまりこれは、人によって個人差が出てくると思うので、先天的に前十字靭帯を損傷しやすい人は、両膝の受傷リスクが高くなるのではないでしょうか?
今回の宮市選手がどのような状況で断裂に至ったかは不明なのですが、
前十字靭帯断裂は復帰にも半年以上かかってしまい、手術をしてもパフォーマンスが80%ほどしか戻らないと言われています。
大学の時もラグビー部の同じ学年の有望な選手が前十字靭帯損傷を2度やっています。
もしも、先天的に損傷しやすいと分かっていれば、予防のためのトレーニングなど対策はできるのではないでしょうか?
宮市選手がどのようなリハビリやトレーニングを行なっていたかは全くわからないのでなんとも言えませんが、
前十字靭帯断裂リスクがわかるようなメディカルチェックや予防のためのトレーニングがスタンダードになればいいなと感じます。
少しでも選手の命取りになるような怪我が減ってくればいいなと感じます。
メンタルの弱さは心だけの問題?
まいど
トレーナーの山崎です。
トレーニング指導をしていると
どうしても一定のところから体の状態が上がってこない人がちらほら
メンタルが〜
で片付けれちゃうのですが
それをしてしまうのは3流のトレーナーですよね
ダイエットしてる人に「食べるなよ」と言って指導してる人と思考はあまり変わらないと思います。
見ていて思うのは
トレーニング中などに呼吸が乱れる人たちほど
パフォーマンスが向上してこないよなと
どういうことかというと
何かトレーニングを行ってもらうとき
例えばオーバーヘッドスクワットで沈んだ時など
「深く3つくらい呼吸しましょ〜」と指示しても
全然吸えなかったり、姿勢が崩れちゃったりする人
こういう人たちはパフォーマンスがなかなか上がってこないですよね。
呼吸と身体を分離できてないんですね。
心(メンタル)と身体は繋がっている(横隔膜を介して呼吸と)ので
身体が追い込まれている時(オーバヘッドスクワットのボトムポジションなど)に呼吸がうまくできないと心(メンタル面)にも影響を及ぼしちゃうんだなと
逆にこれがうまくできている人は心が身体に影響を受けることが少なくなるので
正しくトレーニングができる(呼吸も含め)=メンタルが強くなるになってくると思うんですよね
お坊さんの修行とかも、息を切らさずにお経読みながら体に負荷をかけていくから理にかなっているんだなと
自分なりに定義すると、メンタルはどんな状況でも呼吸をうまくコントロールし感情をコントロールする能力だと思います。
今流行りのメンタルトレーニングを否定する気はさらさらないですが、
身体という一つの物体から分離して考えることのメリット・デメリットを考えた上で話さないといけないと感じました。
体ありき!
Time is money は ”時間=金” じゃなくて ”時間≧金” しかも加速度的に
まいど
トレーナーの山崎です。
先日、誕生日を迎えました。
20代も後半なのですが、自分が思い描いていたのとどうなのかと言われると
成長している面もあれば、まだまだだなと感じるところもあります。
一番は客観的に自分を見れるようになってきたのかなと感じるところです。
意識することとしては徐々に時間が短くなってくるなと感じることですね。
小学生の頃、先生に教えてもらったのは
5歳の1年と10歳の1年は時間の長さが違うよと
どういうことかというと、
5歳は、5年間生きてきた中の1年なので ”1/5年” なんですね
10歳だと、10年間生きてきた中の1年は ”1/10年”
30歳だと ”1/30年”
つまり、人生の中で見た1年は徐々に短くなっていきます。
物理的な時間は変わらないはずなのに
感覚としての時間は短くなっていく
つまり、歳をとればとるほど1年や時間の価値は高くなっていくので
時間は貴重ということが身にしみてくる年になってしまったと実感しています。
ボーとしないように、そして物理的な時間は変わらないはずなので、
小さなことをコツコツと積み上げれるよう時間を大事にしていきたいと思います。
体を動かさない方が疲れがたまる?
まいど
トレーナーの山崎です
6月に入り自分のトレーニングする機会が減っていたのですが、本日久々にトレーニングすることができました。
ちなみにわかりやすくトレーニングと言いましたが、
厳密に言うとワークアウト。
アメリカでは、自分の意思で健康を維持することやフィットネスを高めることをトレーニングと言わずに、ワークアウトと言うそうです。
英語のイメージではトレーニング=訓練なので、
トレーニングすると言うと、やらされている感じや何かを得るために強制的にさせられているイメージみたいで、
ワークアウト=仕事以外の時間と表現するそうです。
日本ではジムに行ってトレーニング、と言うのが定着してしまっているのですが本意は伝わっていると思います。
私たちトレーナーの場合は説得力を増すために自分のからだづくりもしないといけないのでトレーニングであっているかもしれませんね。
トレーニングを続けるコツは
やらなきゃ、と思うよりも日々のルーティン作業みたいにしないといけないと思います。
毎朝起きて歯を磨くのと同じくらいの感覚だと思います。
”やらなきゃ気持ち悪い”くらいの感覚ですね
学生時代はずっとサッカーをやっていたのですが、
ほぼ毎日練習がありましたが、たまのoffになると普段は休み欲しいなとか思っているのですがボールを蹴らないと気持ち悪くなっていました。(サッカー以外の遊びを知らなかったのもありますが)
今は引退してしまいボールを蹴る機会もめっきり減ってしまったのですが、やはり体を動かさないと日常のパフォーマンスが下がってしまうんですね。
不思議なことに、何もしていないから疲れないだろうと思うのですが、動いている方が楽なんですね。
確かにトレーニングをした後の疲労感はあるのですが、2日もすれば疲労も回復します。
そもそも人間には回復能力が備わっています。
これは副交感神経の働きなんですね。
逆に活発に活動している時は交感神経が優位に働いている時です。
では、疲労もしていないのに活発に活動していない時にはどうなるのでしょうか。
副交感神経が優位になるのでしょうか?
常時リラックスした状態では活発に動きたくてもなかなかスイッチは入りにくいと思うのです。
おそらく、こういったタイプの方は女性に多いのではないでしょうか?(副交感神経優位)
なので特に副交感神経が優位な人、例えば朝が苦手な人や、呼吸する時に大きく吸うのが苦手な人などは、ルーティン的にトレーニングを行なった方が日常のパフォーマンスは上がりやすいと思います。
副交感神経も優位になりやすいので、回復能力には長けていると思います。
まずは動いて心地よい疲労感を感じるところから始めてみてはどうでしょうか?
舌の位置でこんなにパフォーマンスが変わる
まいど
トレーナーの山崎です。
普段、舌の位置を気にしたことはありますか?
今日は、舌のポジションが違うだけでパフォーマンスに影響しますよという話。
ここでいうパフォーマンスというのは、
体の動かし方や力の入り具合、目的の動作をどれだけ効率よく行えるかというものです。
このような、話は大概
”これが正しい位置です”
や
”このような使い方は間違い”
のように決めつけるような記事が多いのですが
(というよりそちらの方が人の興味をわかせやすいのかもしれませんが)、
受けて側の解釈が偏ってしまう可能性があるので書く側は気をつけないといけないなと感じます。
さて、タイトルにもあります舌の位置ですが
普段ほとんど気にしないことが多いと思います。
人の体の状態を2つで表すと緊張状態かリラックス状態かこの二つに分かれると思います。
スポーツ心理学では”逆U字曲線”と言って、
緊張状態とリラックス状態のバランスをどのように保てばパフォーマンス発揮できるのかといった有名なグラフがあります。
この、緊張状態やリラックスした状態というのは、身体的や精神的ないろいろな要素で緊張したりリラックスしたりというバランスが決まってきます。
なので、一概に緊張状態を作るには、リラックス状態を作るにはと言えないのが現状ですが、
体のバランスやコンディショニングを高めていくためには緊張とリラックスのコントロール能力というものが大事になってきます。
その中でも今回は、舌の位置で比較的緊張した状態やリラックスする方向に身体状態を傾けれますよ、というのがお伝えしたい内容になります。
有名な話だと、マイケルジョーダンはレイアップシュートを打つ際に舌を出していたと言われています。
舌を出した状態では体がリラックスするようにできているんですね。
マイケルジョーダンはこの事実を知っていたかはわからないですが、
バスケットボールなどの球技で繊細さを問われるものなどでは体がガチガチに緊張してしまうと力み過ぎてしまいますよね。
舌を出すとなんか調子いいなと体で感じていたのではないでしょうか。
また逆に舌を引っ込めると体が緊張状態に傾きます。
舌の引っ込め方としては上顎に舌をつけるように引っ込めます。
何か重たいものを持ち上げる時などはリラックスしているよりも体をグッと緊張させていた方が力は出ますよね。
日常生活で実感できていると思います。
これらを実感するためのテストとしては
何か重たいものを持ち上げたり力を入れたりするときに、舌をしっかり出した状態と舌を引っ込めた状態で違いを感じてみてください。
あまり実感できないという人は、他の要素が働いている可能性があるのですが、実感できるという方は多いと思います。
このような体の反応は日常生活でも応用できることが多いと思います。
まず自分が緊張状態にあるのか、リラックス状態にあるのかも知るのは少々難しく、これをすれば解決するというものではないのですが、一つの要素として試してみてはいかがでしょうか。
例えば、
大事なプレゼン前に緊張しまくっていると実感しているときに思いっきり舌を出してみる。
また、普段気力がないように見られるという方は意識的に舌を引っ込めてみる。
舌を引っ込める方はバレないですが、舌を出す方は周りに変に思われるかもしれないので気をつけてください。笑
どちらがいいという話ではないですが、パフォーマンスを発揮するために緊張とリラックスのコントロールの一つの方法として舌の位置をご紹介して見ました。
管理されるということ
まいど
トレーナーの山崎です。
私はトレーナーとして活動しているのですが、トレーナーの会社に所属しているのでサラリーマンでもあります。
本日は急遽名古屋に出張になり、店舗の予約をキャンセルしていただかないといけない事態が発生しました。
受けてくださっているお客様には本当に申し訳なく、
また本業であるトレーニング指導をキャンセルまでして会社の打ち合わせに参加しないといけないというのは本望ではないですね。
上司も、その辺は重々承知した上でお願いしているので、ただただお客さんには申し訳ないのですが
そもそもなぜ急遽いかないといけなくなってしまったかというところですが
会社に所属してる以上、会社の事業に貢献しないといけないですよね。
力を貸して欲しいと言われれば納得できるのですが、なかなか自分で物事を自由に動かせる力がないので
管理されるがまま他人に振り回されてしまうのだなというのがほんとのところだと思います。
普段の仕事では会社からは自由に仕事をさせてもらっているので、自分のペースで仕事を行えるのですが、そのあたりも自分のさじ加減でできてしまうあたりはぬるま湯なのかなという気もします。
よく仕事をやらされている、仕事をやってあげているという人がいますが、
指示、命令を受けそれをこなすことを仕事としているのは管理されていると思うのですが、
自己管理した上で、意見を言えるまた自分で計画を立て、高い質で仕事をこなすことができれば会社に所属していようと他人に管理されることはないのではないでしょうか?
人に指図されるのが嫌だから会社辞めて独立!
もいいと思いますが、
他人に管理してもらわなくてもいいくらい力つけないと独立しても通用しないですよね。
やりたいことを仕事で選んだ限りは自己管理と、他人を圧倒するくらいパワーつけないといけないと思いました。