機能的なトレーニングなのか機械的なトレーニングなのか
まいど
トレーナーの山崎です
トレーナー業界というのは、トレーナー同士の交流などが盛んに行われていると感じます。
ご縁もあり、ここ半年で素晴らしいトレーナーの方々とつながることができるのは交流が盛んに行われている証拠じゃないでしょうか。
新しい方に出会い、新たな世界を知れるのは非常に有意義だと思いますし、もっと若いうちに知っておくべきだと感じました。
そんな中先日も、お酒の席でご一緒させていただいたトレーナーさんが言っていたいたことは
ファンクショナルトレーニングという概念はあるけど
ファンクショナルトレーニングというトレーニングはない
とおっしゃっっていました。(ニュアンスはこんな感じだったと思います)
何となく頭ではわかっているが、ぼんやりとしている程度にしか理解が及んでいなかったのですが
言葉にしてはっきりと伝えられると、あ、なるほどなと感じます。
形のないものを伝える技術があるのはやはりそれだけ深く追求しないといけないので、まだまだだなと感じます。
ことの内容としては
ファンクショナルトレーニングとは機能的に動けるようになることを定義するものであって、トレーニングの形を決めてしまうと機械的な動作になってしまい、機能的ではなくなってなってしまうのではないでしょうか。
機能的である前提としては目的とするものがあると思うのですが、
機械的であれば、動きそのものが目的になってしまいます。
”機械的な動作=型にはまった動作”は機能的といえるのでしょうか。
この動作をすれば機能的動作が手に入るかどうかは目的によって変わってくるので、型にはめてしまった時点でファンクショナルトレーニンングではないということです。
指導する側のトレーナーとしても、ファンクショナルトレーニングに限らず
本質を理解して指導しないと、なんちゃってトレーナーと言われかねませんので気をつけたいところです。