飴でも鞭でもなく自主性
まいど
トレーナーの山崎です
指導者必読ですね
以前から自分の中で気になっていたものがこの記事を読んでクリアになった気がします。
指導者といえば飴と鞭を使いこなして、、、みたいに言われますが
昨今の体罰問題などからのあり方に鞭がどうなのといったものは前々から言われていました。
一時的には効果を発揮するが、それがないと行動を起こさないというのは心理学の実験でも証明されています。
また、飴の方に関しても一時的なもので、報酬が見込めなければ行動を起こさないといったように、外的な動機付けでしか動かなくなってしまうようになります。
よく指導は褒めて伸ばせみたいな言い方されていますが、ここはかなり疑問に思っていたところなんですね。
正直自分の場合は褒められるためにやってるんじゃないというのが前提にあったので、
自分の納得のいっていない結果に対して褒められても嬉しくないんだなと思ってしまうわけです。
なので、褒めて伸ばすというのが疑問でした。
もちろん、一時的な動機付けとしては抜群に力を発揮してくれるので、飴と鞭というのは使い方だとは思いますが、
あくまで着火剤くらいにしか捉えないほうがいいでしょう。
最初から薪に火をもらせるのは難しいですが、
火種を徐々に大きくしていくというのは指導者の腕の見せ所だと思います。
そして薪に火が灯れば勝手に燃焼していくのが自然じゃないでしょうか。
自主性を引き出すというのは、自分が指導を行う上でも大事にしていることなので、
指導のあり方が明確になった気がします。