leeuw14’s diary

思考は現実

指導者の実技スキル

まいど

トレーナーの山﨑です。

 

 

よく、名監督名選手にあらずと言いいますが、

わかりやすい例でいうと、サッカーのジョゼ・モウリーニョ監督なんかがそうではないでしょうか。

モウリーニョはもともと、コーチとしてのスタートはサッカー監督の通訳をしており、

選手としての実績はポルトガル2部レベルなので、グアルディオラと比べると現役時代から有名であったわけではないようです。

しかし、今や世界のトップと言われるほどの監督です。

 

指導をするにあたり、指導者自体の選手としての実績はあまり関係ないようです。

かといって全く指導する競技ができていないといけないかというと多少できた方がいいのはいうまでもありません。

 

よく、トレーナーはトレーニングしないといけないのかなどと聞かれますが、

トレーナーの仕事としてはクライアントの課題や目標を達成させることなので、

トレーナー自身がその課題や目標を達成できることは必須条件ではないように感じます。

問題は、クライアントがゴールに到達できればいいので、ゴールに到達することができればトレーナー自身、トレーニングしていなくても問題はないでしょう。

 

つまりここで言いたいのは、アウトプットする際には自身の経験はあまり関係ないのではないでしょうか。

ただ、経験というのも伝える上では大事だと思います。

それは自分の経験を人に伝えるのではなく、インプットする上で経験はインプットに深みをだしてくれるでしょう。

 

例えば、実際に経験することで疑問や問題点が出てきます。

それを解決することは、インプットする際にテキスト上の平面的な情報よりも立体的に物事を捉えようとすることができるので、知識に深みができます。

 

なので、アウトプットする際は媒体の問題や課題解決する力が大きいほど、絶大な威力を発揮するのではないでしょうか。

 

ですので、トレーナーはトレーニングをしなくてもいいのかという点に関しては、

アウトプットのためのトレーニングは必須ではないが、インプットする際に知識や引き出しを増やす上で、問題点や課題点があったほうが、知識に深みを出すし、時に学習を加速させるので、トレーニングは行った方がいいと感じます。

 

問題意識を持ってトレーニングすることは