leeuw14’s diary

思考は現実

エクササイズは形から入ってはいけないし、トレーナーはもっと意識しないといけない

 まいど

トレーナーの山崎です

 

最近、あまりトレーナーっぽい記事を書いていないので、身体に関することを描きたいと思います。

 

色々なところで記事にされているものが多いと思いますが、自分お言葉にして書いていくことは必要ですよね

 

今回は大腰筋に関して書きたいと思います。

大腰筋は腰椎から大腿骨の小点子についている筋肉で、牛で言うヒレ肉なります。

拮抗筋は腹筋群や大臀筋梨状筋辺りになるでしょうか。

 

体の深層であり意識しずらい筋肉、

しかし、この筋肉は身体の中心にありコアの筋肉として働きます。

しっかり使えることは、運動表現に影響してきます。

 

大腰筋の働きとしては主に

・股関節の屈曲

・腰椎の伸展

 

中には腰椎の屈曲に働くと書かれているものもありますが、

これは骨盤のポジションなどによって働き方を変えるのではないでしょうか。

多関節筋であるため、一概に定義するのは難しいと思います。

 

特に注目したい働きとしては、

屈曲動作時に外旋作用がある所じゃないでしょうか。

大腰筋停止部(腸骨筋と途中で合流しています)は大腿骨の内側についているので、収縮すると外旋トルクがかかるようになっています。

なので、股関節屈曲を行うと大腿骨は軽度外転または外旋方向にも動くと考えられます。

 

このことを頭に置いておけば、

股関節屈曲動作の動きを習得する際に、大腰筋を意識するために外旋を意識して行うと刺激が入りやすいのではないでしょうか。

 

例えば、四つ這いでの股関節屈曲動作促すロッキングと言うエクササイズだと、脛を平行にするよりも少し逆ハの字にすることにより、大腰筋に刺激が入りやすくなります。

 

このように工夫することで、大腰筋に刺激が入りやすくなるので、筋の特性を考えてエクササイズを処方するということは基本的な解剖学を理解することが非常に大事になります。

 

エクササイズの型にはめるのではなく狙った動きに最適なエクササイズを処方できるようキューイングを行うことがトレーナーには大事だと思います。

 

英語から逃げれない日が来る

まいど

トレーナーの山崎です

 

今後、東京オリンピックを控えた日本において、英語が重要になってくるのは言うまでもない気がします。

そんな私は喋れるかと言うと、お世辞にも喋れるとはいえません。

 

英語は嫌いではないのですが、教科書の暗記的な英語が苦手でしたので、どことなく敬遠していました。

 

しかし、最近の世の中を見ていると、

今後若い人たちはPCがさわれて当たり前くらいに英語を扱えて当たり前と言う時代が来ると思います。

そうなると、今後人口が減っていく日本ではどんどん外国人労働者が増えてくるのではるのではないでしょうか?

そうならないために国会では色々策を練っているのでしょうが、どうなるかは分かりません。

 

しかし、英語でコミニケーションを取れないと今後仕事は狭くなっていくと言うことは言えそうです。

 

昨日、トレーナーの方でオーストラリアにワーキングホリデーにいかれた方のお話を聞かせていただきました。

スピーカーの方は英語がそこまで上達しなかったとおっしゃってましたが、海外で1年間英語を学習する機会があると言うのはかなり今後の人生においてはプラスになるんじゃないかと思います。

習うより慣れろで英語漬けの毎日を送れば生きるために覚えるんじゃないでしょうか。

 

何しろ英語が喋れないことに危機感を覚えたほうが良さそうです。

 

 

自由は不自由?

まいど

トレーナーの山崎です。

 

 

今月はこちらの本を読もうと思います。

 

ユダヤ 知的創造のルーツ~超一流を育てる不屈の精神+究極の習慣

ユダヤ 知的創造のルーツ~超一流を育てる不屈の精神+究極の習慣

 

 

 

著者は実際にユダヤ教に入信された日本人の方なので非常に読みやすいです。

まだ最初の方ですが、

日本人とユダヤ人は遠い存在にあると冒頭で語られています。

文化や歴史的背景が違うと言ってしまえばそれまでですが、

ユダヤ人には歴史的に成功を収めているのも事実。

 

ユダヤ人に学ぶことは、視野を広げる意味では大いに勉強になります。

 

そなのかでなるほどと思ったのは、

ユダヤ教の戒律(宗教上のルール)がユダヤ人の成功者を多く排出している要因であるということ。

これは、戒律がそうさせるはけではなく、戒律という不自由な制限の中で発想したり物事を遂行する力が

新しいものを作ったり、新たな発見を生み出す要因になっているんだなと感じました。

 

そう考えると、

自由であるがゆえに成長を留めてしまっていると言っても過言ではないと思います。

ゆとり教育とは真逆の考え方ではないでしょうか。

 

そういえば、小学校の時

退屈な掃除の時間をどのように楽しい時間にしようかと試行錯誤していたのを覚えています。

行き過ぎて”遊び”になり怒られることも多々でしたが。笑

 

考えるという作業は限られた制限の中で自由を獲得することじゃないでしょうか。

なので、制限のないものからは自由は生まれない。

 

不自由を自身でコントロールすることが自律になり、そこから自由を得る。

 

どっかで聞いた、”律することから始まる”とはよく言ったもんだなと思いました。

 

ボイストレーナー

まいど

トレーナーの山崎です

 

 

昨日、深夜でしたがTVを見ていると、とあるボイストレーナーの方が出ていました。

全く知らない方だったのですが、その方のお名前は菅井秀憲さん

profile - 菅井秀憲のボイストレーニング

 

番組の企画で崖っぷちのアイドルをボイトレで生まれ変わらせるというものでした。(たぶん番宣番組)

 

 

普通のボイトレだとあまり興味は湧かなかったのですが、この方は一味違いました。

ボイトレのイメージとしては、音域を出すために声の出し方を教えるイメージが強いのですが、

この方の指導方法は、身体本来の使い方を学習させてそこから本来の能力を発揮させる指導をされていました。

まさにボイトレというよりコンディショニングの領域。

そこに、この方の知識や経験、哲学が載っているのでまさに指導者だなと感じました。

おそらくごく一部をかいつまんで見ているので、これだけで語るのは失礼かもしれませんが、

それでも圧倒的な指導でした。

 

特に興味深かったのは、

「耳が死んでる」

という表現。

番組の中では、正しい音を聞けていないので出す音もずれているというものでした。

そこで、骨伝導で音を聞き、発声する。

そうすると綺麗な音が出る。

というものでした。

 

耳の機能が落ちると身体にも影響出ると思います。

感覚入力された音と発声する時の音が一致すると身体にどのような影響があるか非常に興味深い分野で、少し調べようと思います。

 

それにしても、菅井さんは今後も気になる指導者です。

 

感覚の入出力

まいど

トレーナー山崎です

 

 

感覚を理解するのは形のないものを理解することなので非常に難しいと感じます。

 

感覚は人それぞれ異なります。

しかしそれは自分の”中”の感覚でしかないので、他人とそっくりそのまま共有することはできません。

しかし、自分の”中”と”外”を理解することによって、感覚が言語化されたり他人とシェアしやすくなるのではないでしょうか。

 

有名な話だと、長嶋茂雄さんは擬音を使って運動を説明していたようですが、

「グッときて、バン」みたいな

自分の感覚を”外”に出した時の表現です。

この感覚が”わかる”人というのは自分の中に運動体験というのがある人で、感受性が豊かだと思います。

逆に”わからない”人は運動体験が乏しく”外”からの刺激の感受性が弱い人ではないでしょうか。

自分の中の世界と自分の外の世界を感じるのは運動学習をする上で必要です。

 

”わかる”というのは自分の”外”の世界から発見できる能力だったり、”外”の刺激を自分の”中”の感覚と共有できることではないでしょうか。

”わからない”というのは自分の”外”の刺激を感じ取る力に乏しい、または自分の”中”の世界だけで完結してしまって、”外”を意識できないということではないでしょうか。

 

自分でも書いていてなんのことかわからなくなってきたのですが、

運動を学習する時は”コツを掴む”ということが大事になってきます。

この”コツ”はなんなのか?というところにフォーカスして考えていくと、

運動指導する際のヒントになるんじゃないかと思い、

書いて見ましたが、

 

単純なことではないなと思いました。

理解するためには、哲学的な考えも必要だなと。

 

もっと勉強したいと思います。

社会の荒波に流されないために

まいど

トレーナーの山崎です。

 

今年も残り3ヶ月を切りました。

年初に立てた目標が先延ばしになってしまったので、

もぬけのから状態になりつつありましたが、

その目標は通過点に過ぎないので、もっと大きな目標に向け邁進したいと思います。

 

 

最近、ざっくりとこんなことやって見たいなと思うことが何点かあります。

 

1点目は、まず海外に行きたい。

どこか具体的に言うと、ドイツかアルゼンチン

アルゼンチンであれば向こうのサッカーやトレーニング環境を見てみたいですね。

アルゼンチンへのサッカー留学は聞いたことあるのですが、トレーナー留学とかあるんですかね。

 

ドイツも同じ感じですが、ドイツはもっとトレーニング科学が進んでいるイメージ。

こちらも勉強したい意欲が大きいですかね。

 

2点目は、個人事業主として組織を立ち上げたい。

これは、トレーナーに関わることじゃなくてもいいのですが

大なり小なり、ビジネスの勉強は今後していかないといけないといけないと思います。

もちろんそんな簡単なことじゃないと思いますが、チャレンジしてみたいことの一つですね。

 

3点目は、スポーツに関わる

現在はフィットネスに関する現場ですが、やはり勝負事にこだわって仕事したいなと言うのが正直なところです。

最終目標はここだと思うのですが、少しスポーツから離れた期間が長くなってしまいました。

もちろん圧倒的にフィットネスの方が需要は大きくビジネスチャンスもあるのですが、

憧れはやはりこっちですし、スポーツが目指すところに位置しないといけないと思います。

また、そうあらないと今後の日本のスポーツ界は衰退していくのではないでしょうか。

 

少し話は飛びますが、

スポーツ界の発展のためには優秀な指導者が必要です。

しかし、地域スポーツなどを見ていると、

ただその競技をやていたと言うだけでコーチをやっていたりします。

部活の顧問などはこれに近いんじゃないでしょうか?

(もちろん中には運動学などを収めている方もいらしゃいます)

運動指導は学業を教えるくらい専門性の高い分野だと思います。

 

特に一般的には小学生の方が指導が簡単に思われるかもしれませんが、

色々な能力が伸びる大事な時期でもあります。

育成年代の指導の方がより専門性が問われます。

 

しかし、ここの年代に資金を集めて優秀な指導者を雇おうとする社会ではないのも日本の現状です。

現状は、日当数千円で部活を見ている若い人たちが多いのではないでしょうか。

これでいい指導者は集まってくるでしょうか?

大学では大学スポーツをビジネスにする流れが加速しているようです。

(この分野はまだまだ勉強不足なので深く書けませんが、、、)

 

スポーツ界の経済発展はこの辺りの問題をクリアにしていかないと、

日本のスポーツ界は日本経済と共に廃れてしまう気がします。

 

 

少し話は大きくなってしましましたが、そんなところにメスを入れれる人間になりたいなと、まだまだ勉強不足ですが思います。

 

 

フィットネスにおけるパーソナルトレーナーの実情②

 

昨日ははパーソナルトレーナーが年収1000万円稼げるのかどうかと言う考察を書きました。

フィットネスにおけるパーソナルトレーナーの実情① - leeuw14’s diary

 

続きです。

 

フィットネスクラブでのパーソナルトレーニングでは実際どのようなことが行われているのかと言うと、

ボディメイクや機能改善、ダイエットなど

お客さんのニーズによって様々です。

 

もちろん結果を出すためにはそれなりの知識や技術は必要なのですが、どの程度のレベルかと言うと、

雑誌に書いてあるような内容でも十分と言えます。(フィットネス中上級者には通用しませんが)

最近はネットなどで情報が溢れかえっているので、どれが正しいかと精査する能力が必要ですが、フィットネスに限った能力ではないと思います。

 

そう考えると、人気を集めるのが上手い人間がフィットネスクラブで仕事をもらえるのが想像しやすいかと思います。

 

つまり水商売(サービスに特化)とあまり変わらないのではないでしょうかと言う話でした。

 

お客さんとしては満足して受けていただいているので、問題はないと思いますが、

果たしてフィットネス業界やトレーナー業界にとってそれでいいのでしょうか?

知識や技術を高めて評価されるべき世界だと思いますが、それではレベルの低いままにならないでしょうか?

 

前回200本くらいすればとの話でしたが、贅沢せず普通の生活をしようと思えば60本くらいで十分生活できます。

各々のトレーナが向上心があればいいのですが、そこで満足してしまえばレベルは上がらないでしょう。

 

商品などいいものが残っていくと思うのですが、お客さんなどが何をもっていいものと判断するかは難しいと思います。

そうなると、フィットネス側の基準が重要になってくると思うのですが、

果たして、そこまでのゲートが設けられているのでしょうか?

これはフィットネスクラブによりピンキリだと思います。

厳しいところ(知識や技術を問う)もあれば、面接で資格だけ見て研修もそこそこのところもあります。

 

 

サービスを受ける側としても知識をつけないといけないのか、

提供する側のレベルを下げないことを維持しないといけないのか、

 

双方必要になると思いますが

業界人としてはトレーナーとして知識、技術、経験、サービスの基準を高く保てるトレーナーが稼ぐ世界にならないといけないと思います。